トヨタ新型「ハイラックス GRスポーツII」発売! ワイドボディ&車高アップでゴツさ強調! 英で約972万円
トヨタ「ハイラックス GRスポーツII」が英国で予約受付を開始します。どのようなモデルなのでしょうか。
ゴツくてスポーティ! 悪路走破性もアップ!
トヨタの英国法人は2024年5月1日、ピックアップトラック「ハイラックス」の2024年モデルの予約を開始することを発表しました。
ハイラックスは、1968年に初代モデルが登場した歴史あるピックアップトラックで、現在は約180の国と地域で販売されるグローバルモデルです。
現行モデルは、2017年9月に登場した8代目。日本市場でも約13年ぶりに復活を果たしています。
英国仕様のハイラックスのパワートレインは、2.4リッターディーゼルと2.8リッターディーゼルが設定され、グレードによって6速ATまたは6速MTが組み合わされます。
また、ボディにはシングルキャブ、ダブルキャブ、エクストラキャブの3タイプが用意されるなど、さまざまな仕様がラインナップされます。
今回登場したGRスポーツIIは、ダブルキャブボディに、最高出力201馬力、最大トルク500Nmの2.8リッターディーゼルエンジンと6速ATを搭載し、クラス最高のけん引力(3500kg)と積載量(1000kg)を備えました。
アプローチアングルを29度から30度に拡大し、フロントとリアのトレッドをそれぞれ140mmと150mmへ広げ、車高を20mm向上。悪路走破性も高めています。
ホイールアーチ内の乱流を低減する新デザインのバンパーとフォグランプベゼルを含む新しいフロント「エアカーテン」構造や、さらにエアロスタイルのスポーツバーとデッキカバーにより、空力性能が向上しました。
従来の複筒式ダンパーに代わり、単筒式ダンパーを採用。これにより、タフなコンディションでも優れたパフォーマンスと素早いレスポンスを発揮します。
軽量化された新型17インチホイールにはオールテレーンタイヤが装着され、従来のドラムに代えて大型フロントディスクと新型リアディスクを採用することで、優れたブレーキ性能を確保しました。
外観は、クラシカルな「TOYOTA」ロゴが配された、ブラックのGメッシュ・アッパー&ロアグリルを装備。サイドステップやミラー、ドアハンドル、エアロスポーツバー、リアバンパー、17インチアルミホイールなどをブラックで統一し、精悍なスタイリングを実現しました。
また、ブラックのディテールとのコントラストが鮮やかな赤いコイルスプリングやカラーダンパー(フロントはブラック、リアはレッド)を装着し、ボディにはブラックのバッジと「GR Sport」のロゴがあしらわれます。
内装はブラックを基調にレッドのアクセントを効かせ、力強いデザインを引き立てました。赤いシートベルト、パドルシフト、アルミニウムペダルなど、モータースポーツを反映したアイテムも取り入れられています。
スポーツシートはブラックの合成スエードとレザーのコンビネーションで、シルバーのステッチとパーフォレーション加工が施されました。
さらに、インフォメーションディスプレイとメーターには「GR」のロゴが配され、ドアトリムも新デザインとなっています。
インパネ中央には8インチのタッチスクリーンディスプレイを設定。Apple CarPlay(有線または無線)やAndroid Auto(有線)により、スマートフォンやタブレットを接続可能です。加えて、9スピーカーJBLプレミアムオーディオシステムも標準装備されました。
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英国での新型ハイラックスGRスポーツIIの価格は4万9750ポンド、日本円で約972万円です。納車は2024年後半に開始される予定です。
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