オジサン世代はランクルやNSXが欲しい!? かつて人気の「セダン」には興味ないのはなぜ?
かつてセダンが定番だった時代に20代だったいまの「オジサン世代」がいま欲しいクルマとはどのようなものなのでしょうか。
購入は難しいけれど欲しいクルマは何?
一方で、「購入は難しいけれど欲しいクルマ」についての回答では、ホンダ「NSX」や日産「スカイラインGT-R(BNR32)」、カスタムカーのジャンルである「ホットロッド」などが挙げられました。
NSXを挙げた男性は「デザインが魅力的です。今までミニバンやコンパクトカーしか乗っていないので、スポーツカーの走行性能も体感してみたいと思いました」と話しています。
スカイラインGT-R(BNR32)を挙げた男性は「若い頃に乗っていましたが、結婚のタイミングで手放しました。現在では中古車相場が跳ね上がっていて手が届かない状況です」といいます。
また、ホットロッドを挙げた男性は「デザインが好みだし、普段とひと味違うクルマを楽しみたい」と話します。
このように、購入は難しいけれど欲しいクルマとしては、普段とは一風変わった「非日常」を楽しめるクルマが選ばれているといえるでしょう。

一方、今回の調査ではセダンについての意見は見受けられませんでした。
「セダンは欲しくないのか?」という質問について、50代男性は以下のように話します。
「親しみ深いクルマなので、欲しくないとは思いませんが、若い頃に乗っていたので、もう十分にセダンは楽しめたと感じています」
さらに、ほかの男性たちも、セダンを挙げなかった理由について「セダンはスタンダードだから、さほど購買意欲がわかない」「昔乗っていたので今後は違うクルマに乗りたい」「SUVなどの新しいクルマのほうに興味がある」といった意見を挙げています。
近年ではミニバンやコンパクトカー、SUVが非常に多く見受けられますが、おじさん世代にとっては、クルマといえばセダンが当たり前であるといえます。
もちろん、人によってクルマの好みや趣味嗜好は異なりますが、当たり前に親しんできたセダンではなく、いままで触れる機会のなかった新鮮なクルマのほうが、おじさん世代の興味をそそるのかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
























