【今夜は】強風注意! 運転時の横風どう対処? 隣の車にガツンで思わぬトラブルも
首都高速道路株式会社(以下、首都高)は、2021年5月21日未明から22日明け方にかけて、前線の影響により強風が予測されていることから、走行時の注意を呼びかけています。では、実際に強い横風に遭遇したらどうすれば良いのでしょうか。また、強風時のドア開閉ではどのような注意が必要なのでしょうか。
首都高が前線による横風に注意喚起!
東京中心を走る首都高速道路を管理する首都高速道路株式会社(以下、首都高)は、2021年5月21日未明から22日明け方にかけて、前線の影響により強風が予測されていることから、走行時の注意を呼びかけています。
首都高は、同社ホームページ上で、次のようにアナウンスしています。
「5月21日(金)未明から22日(土)明け方にかけて、前線の影響により強風が予測されています。
首都高速道路でも交通規制がおこなわれる場合がありますので、クルマをご利用の際には、最新の交通情報や気象情報をご確認のうえ、十分ご注意いただきますようお願いいたします。
強風により積荷が落下する恐れがありますので、強風時にはとくに注意して点検・荷締めをお願いいたします。
落下物を発見した際は、接触事故防止のため、道路緊急ダイヤル『#9910』や非常電話をご利用のうえ、通報をお願いいたします。
運転中の携帯電話等の使用は法律により禁止されています。同乗者にかけていただくか、休憩施設等の安全な場所で停車してからおかけください」
では、首都高が注意喚起を出した横風の影響とは、どのようなものが考えられるのでしょうか。
気象庁のデータによると、風速10m/s以上15m/s未満では「高速運転中では横風に流される感覚を受ける」。
15m/s以上20m/s未満は「高速運転中では、横風に流される感覚が大きくなる」。
20m/s以上では「通常の速度で運転するのが困難になる」、そして25m/s以上は「走行中にトラックが横転する」と風速によりその影響が異なることが分かります。
とくに、首都高速や阪神高速など高い位置を通る都市部の高速道路や、海上を通るレインボーブリッジや東京湾アクアラインなどは、とく風の影響を受けやすい場所です。
同じく、関東から東北などの高速道路などを管理するNEXCO東日本では、同社の「ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ」にて次のような呼びかけをおこなっています。
「お客さまに風の強さをお知らせするため、橋の上やトンネルの出口など、風が通りやすいところには、この吹き流しが設置されています。
鯉のぼりと同じで、風が強ければ強いほど吹き流しは横になびき、風速10m/sで概ね真横になびくようになります」
※ ※ ※
風通しの良い場所での運転は横風の影響を受けやすく、場合によっては運転操作に支障をきたす可能性があるのです。
そのため、事前に気象情報を収集することが大切ですが、実際の走行時では横風の影響を受けやすい場所には白と緑の「吹き流し」が設置されているため、これを目安にして運転することで影響を最小限にすることも出来ます。
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