ジムニーやハスラーとはひと味違う!? ダイハツ「タフト コンセプト」の最新情報
東京オートサロン2020にて、初公開されたダイハツ「タフト コンセプト」。2020年中頃には発売を予定している新型モデルですが、どのようなモデルなのでしょうか。
ジムニーやハスラーとは一味違う「タフト」の魅力とは
2019年10月の東京モーターショー2019で発表されたコンセプトカー、ダイハツ「ワクワク」が、さらに市販化に向けた形となって、東京オートサロン2020に帰ってきました。
その名は「タフト コンセプト」といいますが、どのようなモデルなのでしょうか。
タフト コンセプトは、スクエアなフォルムに、素材感の違うフェンダーやバンパーの加飾。それは2000年代初頭に販売していた「ネイキッド」を彷彿とさせるデザインです。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm。パワートレインは660cc直列3気筒ターボエンジンを搭載しています。
同社の新世代プラットフォーム「DNGA」を使って開発されたクルマとしては、「タント」、「ロッキー」に続く第三弾となります。
車名のタフトとは「Tough&Almighty Fun Tool」の頭文字を取って命名したとのことですが、商標登録の点からかつてダイハツが販売していた同名の小型四輪駆動車から受け継いだと思われます。
以前、ラインナップされていたタフトは1974年から1984年まで販売されていたモデルです。
軽自動車のスズキ「ジムニー」と、普通車サイズのトヨタ「ランドクルーザー」や三菱「ジープ」の間を埋めるニッチモデルとして誕生。トヨタに「ブリザード」の名前でOEM供給もされていました。
タフトはその後、「ラガー」に名を変えて、さらに2019年11月には新型コンパクトSUV「ロッキー」へとDNAを受け継いでいきます。
今回、お披露目されたタフトコンセプトは、モノコックボディのクロスオーバー車で、先祖の面影はほぼ残っていませんが、力強さのあるボディデザインという点では、その名を受け継ぐ資格は十分といったところでしょう。
雰囲気が近いという点では、スズキ「ハスラー」の対抗馬になりそうですが、ダイハツには「キャスト アクティバ」というモデルがすでに存在しています。
明らかに市場で社内競合しそうな車種を、なぜ投入するのでしょうか。タフト・コンセプトの開発スタッフは、開発の経緯について次のように話します。
「たしかに『社内競合するのでは?』という声も聞かれます。しかし、我が社が市場調査したところ、スズキさんのハスラーや弊社のキャストは、シェアのなかで女性ユーザーが比較的多いということが分かりました。
それは、ハスラーやキャストが丸みを帯びた“ゆるカワ”なフォルムということがあるようなのです。
だったら、弊社としてはもっと男性ユーザーを取り込めるような、タフなイメージを持った軽クロスオーバーを造ってみようということになったのです」
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しかし、ライバルであるスズキには、本格オフロード4WDのジムニーと人気のハスラーが迎え撃つ準備をしています。
頼むガラスじゃなくほんとに開けさせてくれオプションでいいから
デザインはいけてますね!
買い替え候補に入れておきます。