スープラ並みに速いセダンがあった? 絶滅寸前なスゴいセダン5選

現在、SUVに押され人気低迷中のセダンですが、かつては多くの車種があり、高性能モデルを各メーカーが販売していました。そこで、これまでに販売された国産高性能セダンのなかから、復活してほしいと思えるほど優れたモデルを5車種ピックアップして紹介します。

現在でも十分に通用する高性能セダンたち

 近年はSUV人気で国内のセダン市場は苦戦を強いられていますが、欧米ではまだまだセダンは人気があり、多くの高性能モデルが販売されている状況です。

高回転型自然吸気エンジンのセダンは2度と出ないかも!?(画像は「インテグラ タイプR」クーペモデルのフロント)
高回転型自然吸気エンジンのセダンは2度と出ないかも!?(画像は「インテグラ タイプR」クーペモデルのフロント)

 日本でもスバル「WRX STI」が高性能セダンの代表格ですが、2019年12月23日をもって受注を終了し、2020年初めには生産が終了となります。

 かつては、国内でも高性能セダンを各メーカーが販売しており、選択肢がたくさんありました。

 そこで、これまでに販売された国産高性能セダンのなかから、復活してほしいと思えるほど優れたモデルを5車種ピックアップして紹介します。

●トヨタ「アリスト」

3リッターターボの暴力的な加速が魅力だった「アリスト」
3リッターターボの暴力的な加速が魅力だった「アリスト」

 1988年というバブル景気が絶頂を迎えようとしていた時代、日産「シーマ」に端を発した高級車ブームは各メーカーに波及し、トヨタは1989年に「セルシオ」を発売します。

 そして、バブル終焉直前の1991年にトヨタ「アリスト」がデビュー。高級路線だけでなくパワフルなエンジンを搭載したスポーツセダンとして注目されます。

 外観のデザインは巨匠ジウジアーロ率いるイタルデザインがおこない、セルシオの重厚感と反する、低くスタイリッシュなフォルムとされました。

 エンジンは後に「スープラ」に搭載される、3リッター直列6気筒ツインターボ「2JZ-GTE型」を発売当初からラインナップ。最高出力280馬力を発揮し、加速性能をはじめ高い走行性能が評価され、セルシオ同様に人気を博します。

 1997年には2代目にモデルチェンジすると2JZ-GTE型を継承。しかし、2005年にレクサス「GS」にバトンタッチされ、アリストは消滅します。

 現行モデルのGSには「GS F」という高性能モデルがありますが、初代アリストはとくに主張することなくハイパワーなエンジンを搭載するクールな印象がありました。

●ホンダ「インテグラ タイプR」

ホンダの真骨頂だった高回転高出力NAエンジンを搭載した「インテグラ タイプR」
ホンダの真骨頂だった高回転高出力NAエンジンを搭載した「インテグラ タイプR」

 1992年にホンダのスーパースポーツカー「NSX」のさらなる高性能版として「NSXタイプR」が発売されました。エンジン内部に手が入れられ、パワステなどが外されて軽量化し、サスペンションも強化されるなど、街乗りが厳しいほどスパルタンなモデルでした。

 そして1995年には、3代目「インテグラ」にもタイプRを設定。3ドアクーペだけでなく4ドアセダンもラインナップされました。

 インテグラ タイプRはNSXと同様にエンジン内部に手が入れられた、最高出力200馬力を誇る1.8リッター直列4気筒VTECが搭載されました。

 さらに、各部品の置換や廃止によって約26kgの軽量化と、サスペンションはスプリングやブッシュを強化。シャシも剛性アップされ、走る・曲がる・止まるという各性能が飛躍的に向上しています。

 ボディにも専用の前後スポイラーと赤地の「H」エンブレムが装着されて、ひと目でタイプRとわかる外観が与えられました。

 1998年には「98スペック」と呼ばれる改良がおこなわれ、2001年には2代目タイプRにモデルチェンジするとセダンは廃止となります。

 セダンのインテグラ タイプRはクーペに比べて販売台数が少なく、現在は貴重なモデルです。

●日産「ブルーバードSSS ATTESA」

セダンがもっとも輝いていたころの「ブルーバードSSS ATESSA」
セダンがもっとも輝いていたころの「ブルーバードSSS ATESSA」

 1959年に日産のダットサンブランドから発売された「ブルーバード」は、同社の「サニー」よりも上級のミドルクラスセダンとして代を重ねていきます。

 そして、駆動方式を初めてFFとした7代目ブルーバードは高いシャシ性能が評価されながらも、パワフルなエンジンを搭載したライバルのトヨタ「コロナ」に、スペックで見劣りしていました。

 そこで、1987年にモデルチェンジした8代目では、ブルーバード初となるビスカスカップリング付きセンターデフ方式を採用した4WDシステム「ATTESA」を採用し、コロナを一気に引き離しにかかります。

 8代目のトップグレードである「1800ツインカムターボSSS ATTESA LIMITED」に搭載されたエンジンは、1.8リッター直列4気筒DOHCターボで、最高出力175馬力を誇りました。なお、マイナーチェンジで2リッターエンジンに換装されます。

  また、ATTESAに加え、STC-Sus(スーパー・トーコントロール・リヤサスペンション)と、4WAS(4輪アンチスキッドブレーキシステム)によって、優れたハンドリングや操縦安定性を実現していました。

 さらに、オーテックジャパンがラリー競技参加のベース車として開発した「SSS-R」は、専用のピストンやカムシャフト、ターボチャージャーなどによるパワーアップに加え、クロスミッションやロールケージなども純正装着されるなど、かなり硬派な仕様でした。

 1991年には9代目ブルーバードにバトンタッチされますが、以降のモデルは8代目ほどのインパクトはなく、2001年にブルーバードの系譜は途絶えてしまいます。

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コメント

17件のコメント

  1. スープラ並み?
    このタイトルはいかがなものかと。

  2. U12ブルーバードにHICASは付いてない。

    • このたびは貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
      一部修正いたしました。

    • スーパートーコントロールサスとHICASは別物でATTESA搭載のブルーバードはスーパートーコントロールサスです。

  3. 細かいこと言えば、インテはハードトップです。

  4. そもそもスープラはクーペだし比較対象おかしくない?

  5. そもそもスープラはクーペだし比較対象おかしくない?

  6. スープラ並みに速いって、アリストにクーペスタイルのボディを被せたのがスープラ。要するに同じ車。それと、インテグラの速さはスープラとは全く別物なんだけど、なんで同列に語ってんの?アホなの?

  7. 初代アリストはクラウンの派生モデル「クラウン・アリスト」でスープラとはシャシーを共用していない。
    80スープラとシャシーを共用してるのはソアラだ

  8. ゴミ記事!

  9. およそ四半世紀程前の話になるが。

    オペルの何の変哲も無いセダン、“オメガ”を、かの有名なロータスがチューニングした“ロータスオメガ”何てブッ飛んだ車が存在してたね。そのブッ飛びレベルたるや、比較対象は“スープラ”何てチンケなモンじゃなく、ポルシェフェラーリ何かの世界中のスーパーカーと呼ばれる車だったんだから。

    何たって当時の売り文句があの“AMG”を向こうに回して『世界最速のセダン』だからね。

    もっとも、日本には正規輸入されなかったから車好きの間でももはや“都市伝説”扱い(笑)。文字通り“幻の最速セダン”なんだけどさ。

    一度見てみたいね。

  10. そう言や昔、ロータスオメガ何てブッ飛んだ車があったね。オペルの何の変哲も無いセダン、オメガに3.6リッターのツインターボエンジンをブチ込んでブリスターフェンダーに極太タイヤ、エアロパーツってな具合にさ。

    当時あのAMGを差し置いて“世界最速のセダン”何てキャッチコピーを謳った位だからね。

    もっとも、日本には正規輸入されなかったから、車好きの間でももはや都市伝説と化してる車なんだけどさ。

    一度見てみたいね。

  11. ギャランは最終的に280馬力なのに240ってどこからそんな数字に?

  12. あー またクラウドワークスな素人記事ですか?中身スカスカ ってか嘘ばかり書いてるw

  13. 後期14アリストのツインターボに乗ってた
    直線番長でほとんど煽られることはなかった
    あまり言われないけど後部座席もけっこう広くてうちの両親から好評だった

  14. 絶滅寸前って、時代がそう変わってきてるんだから、この汚染しきった世界ではクリーン化やエコなしでは車自体の存在意味無しだもの過去は過去。現代は現代で楽しめればいいのよ。狭いセダンに若者が興味しめすか?

  15. 中味のない面白くない記事。
    筆者はあまり車好きではないようだ。