レア車から最新モデルまでオーテック車が年に一度の里帰り!「AOG湘南里帰りミーティング2019」開催

ヘリテージ特別展示では希少なシルビアコンバーチブルが登場

 また、福祉車両であるLV(ライフケアビークル:Life Care Vehicles)のブースでは、セレナをベースとしたモデルも展示されました。

 同クラスの他メーカーにはハイブリッド車の福祉車両の設定はないのですが、セレナのLVはハイブリッド仕様の「e-POWER」搭載車も用意されています。福祉車両を必要とする人の選択肢が増えるのはうれしいところではないでしょうか。

シルビアコンバーチブル(S13)
シルビアコンバーチブル(S13)

 さらにセレナのLVとして、「国際福祉機器展 H.C.R.2019」で初披露されたコンセプトモデル「アドベンチャーログキャビン」も展示されていました。

 アドベンチャーログキャビンは、日産LVの「出かける喜びを、一人でも多くの方へ」というテーマに加え、さらに「どんなところへも気軽にクルマでお出かけをしよう」という思いを加えて具現化したモデルです。

 セレナの3列目シートを取り外し、かわりに大人も横になれるサイズのベッドキットを装着。さらに車への乗り降りをサポートする助手席スライドアップシートを搭載した、LVに車中泊を組み合わせた画期的なモデルです。

 また、初の試みとして、オーテック車を新車で購入し、現在までオリジナルに近い状態を保ちながら長年維持し続けているオーナーカーをピックアップするヘリテージ特別展示が実施されました。

 今回は、「エルグランドライダー(E50)」、「テラノ アストロ―ド(R50)」、「シルビアコンバーチブル(S13)」、「スカイライン4ドアGT-R(R33)」の4台が展示され、来場者の目を楽しませていました。

 イベントでは、これらのオーテック車の展示に加え、オーテックが手掛けた車両や周年記念車に同乗試乗ができるコーナーや、過去のレースなどで活躍したエンジンを間近に見ることができるエンジン開発ブース、記念メダルや革製キーホルダーの製作体験ができる生産部ブースなど、みんなが楽しめるコンテンツが盛りだくさんでした。

 そしてイベントを締めくくるのは、毎回恒例となったスタッフによるお見送りです。スタッフと参加者が互いに手を振りあいながら、また来年の再会を約束するシーンが見られました。

 筆者(小鮒康一)も過去にオーテック車を所有し、オーナーとして参加した経験があるのですが、今回取材をしたことで再び参加したい欲が沸きあがってきました。

 このような楽しいイベントが用意されているのは、オーテックならではといえるのではないでしょうか。

 新車だけでなく、中古で購入した車両でももちろん参加OKです。次の愛車の候補に、オーテック車もしくはNISMOロードカーを検討してみるのも良いかもしれません。

340台ものオーテック・NISMOがAOG湘南里帰りミーティング2019で大集合!(38枚)

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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1件のコメント

  1. これだけ量産しても指定登録のカタログモデルになったのは一部だけで相変わらず生産拠点の当地の陸運局で予備検査受けて全国の販売店にバラ撒いて3ヶ月の予備検査有効期限内に売り捌けって話だよね?
    それで引き当て顧客には生まれたてホヤホヤ感覚でお届けすんだよね?
    こんなやり方をしてるから出荷検査に不正の隙を与えるんだろが

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