総額40億円超!? 新旧180台のフェラーリが御殿場に集合したFOCJブランチとは
人同士の繋がりもフェラーリオーナーになる醍醐味
フェラーリと聞くと庶民には雲の上の存在のように感じられますが、このFOCJにはまったくそのような雰囲気はありません。
FOCJの会長を務める川崎さんが「とてもアットホームなクラブです」と言うとおり、FOCJは新たなメンバーも温かく迎えてくれるようです。FOCJブランチについて、川崎さんは以下のようにコメントしています。
「フェラーリ本社に統括されている正式なフェラーリのオーナーズクラブというものは、現在、世界40カ国に存在し、約1万4000人の会員がおります。
我々FOCJには、現在約500人の会員が所属し、今年で5周年を迎えました。主な活動としては、ツーリングやサーキット走行会、季節イベントなど様々で、このブランチのようなミーティングイベントも、前身としての長い歴史はありますが、『FOCJブランチ』という名称では、今回が初開催となりました」
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また、このFOCJを支えているのが、フェラーリの正規日本法人であるフェラーリ・ジャパンです。同社のマーケティングダイレクターを務める遠藤さんは、FOCJへのサポートについて、次のようにコメントしています。
「このような会員向けのイベントは、オーナーだけでなく仲間や家族が一緒に楽しめることが必要なので、フェラーリ・ジャパンとしても積極的にサポートさせもらっております。
今年はスクーデリア・フェラーリの90周年ということで、鈴鹿でのF1観戦ツアーなども予定しているほか、全国のオフィシャルディーラーとともにさまざまなイベントを開催予定です」
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朝10時にスタートしたFOCJブランチも、昼過ぎには順次解散となりました。一台ずつ会場の外へ出て行くフェラーリは、音の大小はあれど、それぞれが魅力的なエキゾーストノートを響かせていたのが印象的です。
参加車のナンバープレートの地名は様々でしたが、多くの車両がこの会場まで自走してきている様子。まさに、走る芸術品といっても過言ではありません。
フェラーリの美意識はあらゆるモデルに受け継がれており、どの車両もデビュー当時のままの輝きを放っていました。きっとフェラーリはこれからも多くの人を魅了し、さらにオーナーの数を増やしていくに違いないと確信させられたイベントでした。
【了】
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