日産「新型エルグランド」まもなく発売! わずか「1.5リッター」なのにライバル「アルファード」を大きく超えた!? 全面刷新された“キング・オブ・ミニバン”の「異次元な走り」とは

日産の新型「エルグランド」の今夏市販化に先駆け、モータージャーナリストの工藤貴宏氏がテストコースで市販予定モデルを試乗。強力なライバルであるトヨタのラージクラスミニバン「アルファード」に対し、どのような強みがあるのか、検証しました。

ところで「わずか1.5リッター」でも本当に大丈夫なの!?

 ところで、新型エルグランドのエンジンの排気量は、前述の通り、わずか1.5リッターの直列3気筒です。

 毎年の自動車税がコンパクトカー「ノート」と同じ額で済む一方で、いくらターボ付きとはいえ、この重そうな車体(正確な車体重量は現段階で非公表)に小さなエンジンで大丈夫なのか、と気になる人もいるに違いありません。

 でも、結論からいえば問題なし。むしろ車体をグイグイ加速させることに驚かされます。

「わずか1.5リッター」でも「全然OK」! その理由とは
「わずか1.5リッター」でも「全然OK」! その理由とは

 実は日産のハイブリッド“e-POWER”は、駆動力を生み出すのがすべてモーターであり、絶対的な加速力を決めるのはエンジンではなくモーターの能力。だから心配はいらないのです。

 新型エルグランドのモーターのトルク(前後モーターが同時に発生できるトルク)はまだ明らかになっていませんが、開発者によると「500Nm以上」とのこと。

 トルクウェイトレシオでは現行車に勝り、ライバルのハイブリッド4WDをもリードしているといいます。500Nmですよ。

 ただ、現行型の6気筒エンジンと違って、アクセルを踏み込んだ時に「グイッ」と前へ出るワイルドな反応が新型にはないのは筆者としてはちょっと残念に感じたところ。

「上質な走りのためにそこは抑えた」そうで、その考え方は理解できます。

 ですが、走行モードを「SPORT」にした時くらいは、もっと野性味を感じさせてもいいと思うのは筆者だけでしょうか。

 今後、ニスモによるECUチューンのメニューとか、課金すると解放される裏モードとして、さらなるスポーツモード(例えば「SPORT+」)などを設定してもいいかもしれませんね。

※ ※ ※

 いずれにせよ、新型エルグランドの動的能力は、静かなうえハンドリングも良好。テストコースで乗った印象では、上質な乗り心地も期待してよさそうな感触でした。

 首を長くして新型の登場を待っていたエルグランドユーザーにとっては、「待っただけの甲斐はありますよ」とお伝えしておきましょう。

 あとは価格が気になりますが、果たしてどうなるのか。今後の正式発表が今から気になるところです。

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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