日産新型「フェアレディZ」登場まであと少し! 「Z」エンブレム復活&ファンの声に応える「6速MT」仕様の“NISMO”も初設定! 「深化」した最新モデルの仕様とは?

2026年夏頃に登場予定の日産「“新型”フェアレディZ」について解説していきます。

往年の姿により忠実に

 1983年に「エキサイティングカーショー」としてスタートし、1987年からは名称を変更し、2026年で44回目の開催を迎えた「東京オートサロン(TAS)」。

 同カスタムの祭典では、趣向を凝らしたカスタムカーのほか、メーカー各社から様々な新型モデルが初公開されることでも知られています。

 2026年1月9日に開催されたTAS2026において、多くの来場者の注目を集めたのが世界初公開となったマイナーチェンジ版の日産「フェアレディZ NISMO」のマニュアルトランスミッション(MT)仕様です。

 その公開に伴い、日産ブースのステージでは、日産スポーツカー ブランドアンバサダーの田村宏志氏とチーフプロダクトスペシャリストの伊藤潔氏が登壇し、ファンの声に真摯に応え、走りの質をさらに磨き上げた「深化」の内容を明らかにしました。

 今回の改良では、まず基準となる標準モデルのエクステリアデザインに大きな変更が加えられました。現行モデル(RZ34型)のデビュー当時、四角いフロントグリルに対しては「もっとS30型(初代Z)のようにしてほしい」という意見があったと田村氏は振り返ります。

 その声に応えるように、新型ではノーズの先端を約30mm延長し、グリルを上下に分ける「センターバー」が追加されました。これにより、初代Zを彷彿とさせる、よりクラシカルで精悍な表情へと進化を遂げています。

 このデザイン変更は見た目だけのものではなく、ノーズを伸ばして前面の受圧面積を増やすことでフロントとリアのリフトバランスを最適化し、さらにボディサイドへ流れる空気を整流することで、空気抵抗を増やすことなくダウンフォースを向上させるという、機能的な裏付けも持っています。

日産「フェアレディZ」
日産「フェアレディZ」

 また、S30型から「Z32」(4代目)型まで採用されていた象徴的な「Z」エンブレムがフロントノーズに復活したことも、ファンにとっては見逃せないポイントです。ボディカラーには、S30型のイメージカラーを現代的に再解釈した深みのあるグリーンが新色として追加されました。インテリアにも新たに「タンカラー」が設定され、グリーンの外装と組み合わせることで、落ち着いた大人の雰囲気を演出できます。

 さらに、継続して搭載される最大出力405馬力を発揮する3リッターのV型6気筒ツインターボエンジンは、エンジンの反応速度が改良されるなど、パワーユニットも進化しています。

 そして、今回のマイナーチェンジで最も大きなハイライトが、ハイパフォーマンスモデルである「フェアレディZ NISMO」への6速MT(マニュアルトランスミッション)の追加設定です。

 これまでNISMOモデルは、最速のシフトチェンジを可能にする9速ATのみの設定でした。田村氏によれば、開発当初は「速さ」を追求するNISMOのコンセプトから、タイムロスにつながるMTは不要ではないかという議論もあったそうです。

 しかし、市場からは「速さだけでなく、NISMOのハイパフォーマンスを自らの手で操りたい」という熱烈な要望が数多く寄せられました。この声に応えて開発された6速MTは、単に既存のものを載せ替えたわけではありません。

 シフト操作はショートストローク化され、NISMO専用のエンジントルクプロフィールが採用されています。これにより、低回転から高回転まで突き抜けるような伸びのある加速感が生み出され、クルマを操る歓びが最大化されるようチューニングされています。

 NISMOの進化はトランスミッションだけにとどまりません。走りの質をさらに向上させるため、バネ下重量の軽量化にも着手されました。フロントブレーキには新たに2ピースローターが採用され、中心のハット部分をアルミ製とすることで、片輪あたり4.5kg、車両全体で約9kgもの軽量化を実現しています。

 バネ下重量が軽くなることで路面追従性が向上しますが、それに合わせてサスペンションのセッティングも全面的に見直されました。伊藤氏によると、単に足回りを固めるのではなく、軽くなった足をしなやかに動かす方向で調整が行われています。特にリアのショックアブソーバーを効果的に動かすことで、限界走行時でもリアが粘り強く踏ん張る、「乗り心地と操縦安定性を両立した足」に仕上げられたとのことです。ホイールデザインも一新され、往年の「Z31型」から着想を得た、ディープな造形のダブルスポークタイプが採用されています。

 今回のマイナーチェンジは、ファンの声を真摯に受け止め、デザインと走りの両面で大きな深化を遂げました。

 基準車では初代を思わせる機能美あふれるデザインへ、NISMOでは待望のMT追加と足回りの熟成によって、操る楽しさを一層高めています。発売時期について伊藤氏は、「暑くなった頃(夏ごろ)にはお届けできる」とコメントしており、新たなフェアレディZが路上を走り出す日はそう遠くなさそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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日産 フェアレディZ
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