2000万円超えの日産「“2シーター”スポーツカー」実車展示! 超「美麗」仕上げの丸目レトロ顔モデル! 超希少“Gノーズ”もイイS30型「フェアレディZ“240ZG”」に熱視線!
オートモビルカウンシル2026に出展した「ヴィンテージ宮田自動車」は、美しく仕上げたフルレストア車の日産「240ZG」を展示。その価格にも注目が集まりました。
超希少車「240ZG」に渾身のフルレストアを実施
ヴィンテージ宮田自動車は、2026年4月10日から12日までの3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたヘリテージカーイベント「オートモビルカウンシル2026」に、フルレストア車の日産「フェアレディZ 240ZG」を出展しました。
50年以上前の個体とは思えないほどの美しい仕上がりに加え、驚きの価格提示にも注目が集まっています。
自動車メーカーやインポーター、サプライヤーのほかに、ヘリテージカーを扱う販売店、スポンサー、自動車関連の用品販売店、オーナーズクラブなどが出展するオートモビルカウンシル。
国内外のヘリテージカーや最新モデルが一堂に会することから、来場者を大いに楽しませてくれます。
中でももっとも台数が多いのは、ヘリテージカー販売店の展示です。各ショップが美しく整備した自慢のヘリテージカーが並べられ、会場を彩ります。
オートモビルカウンシルの初回開催から多大な協力を行なっているヴィンテージ宮田自動車もそのひとつです。

三重県川越町に大きなショップを構える同社は、なんと100台以上を常時展示するヘリテージカー専門店。オートモビルカウンシル2026では、1960年代から2010年代にかけて製造された国内外の名車7台を展示しました。
いずれも目を引くクルマばかりでしたが、ブース角に置かれた1973年式の日産「フェアレディZ 240ZG」には特に多くの注目が集まっていました。
240ZGは1969年登場の初代フェアレディZ(S30型)に追加されたトップモデルで、1971年に発売されました。
それまでの2シーターオープンスポーツカー「ダットサン フェアレディ」から一転、その後継車となる初代フェアレディZ(海外名:ダットサン Z)は、海外の高性能車と渡り合えるパフォーマンスとスタイルを持つクローズド・ルーフのスポーツカーに変身し、北米を中心に大ヒット作となります。
1974年には、4人乗車が可能な2プラス2モデル「2by2(ツーバイツー)」も新たに設定されています。
当初、国内仕様のフェアレディZは、2リッター直列6気筒「L20」型SOHCツインキャブエンジンを搭載した「Z」、装備を充実した「Z-L」、そしてかの「スカイラインGT-R」の2リッター直列6気筒「S20」型 DOHC24バルブエンジンを移植した「Z432」で販売をスタートしました。
そして1971年には、輸出仕様に搭載されていたL24型2.4リッターエンジンを載せた240Zシリーズの「240Z」「240Z-L」「240ZG」が追加されます。
中でも、「Gノーズ」と称する長い鼻先とオーバーフェンダーを装着してスタイリッシュさを大幅にアップした「240ZG」は、初代フェアレディZを象徴するイメージリーダーモデルとして、現代でも高い人気を誇っています。
しかし1973年、オイルショックの影響で早くも240Zシリーズは販売を終了してしまいました。
そのため国内での240Zシリーズの販売台数は少なく、240ZGの生産台数も多くはないことがうかがえます。つまり現在でも残存している個体は、S30型のなかでも極めて希少性が高いのです。
展示された240ZGは、エンジン・トランスミッションのオーバーホール、ボディ・内装の修繕とリフレッシュが行われ、ボディカラーは純正のマルーンでリペイント。ゴム類もすべて新品というフルレストア車両です。
プライスタグには車両価格2150万円(消費税込み)と表示されていました。
「そんなに高いの!」と思う人がいるかもしれませんが、前述したように240ZG自体の希少性がとても高く、さらに徹底したレストアが行われていることから、価格以上の価値があるように感じました。
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ヴィンテージ宮田のスタッフによると「綺麗な仕上がりの240ZGなので、ぜひみなさんに見ていただきたくて展示しました」とのこと。
この240ZGの美しさと価値は来場者にたしかに伝わったようで、なんと展示中に「Sold Out」となったそうです。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。























































