「もう普通車じゃなくていい!」 日産「“高性能”軽ワゴン」クラス超え高級インテリア×異次元の走りが魅力的!「サクラ X」“一番安いグレード”が選ばれる納得の理由とは

日産の軽EV「サクラ」は同カテゴリーをけん引する存在となっています。クラスを超えた質感や走りが魅力のサクラですが、実はエントリーグレードが売れ筋となっています。

日産「“高性能”軽ワゴン」が魅力的!

 3年連続で国内の電気自動車(BEV)販売台数1位を達成し、日本のBEV市場を牽引し続けているのが日産「サクラ」ですが、2026年現在はEVを取り巻く状況が様変わりしています。

 ハイブリッドの再評価や中国BYDのラインナップ拡充に加え、2025年9月には強力なライバルであるホンダ「N-ONE e:」が登場するなど、軽BEV市場の競争が激化している状況です。

 姉妹車の三菱「eKクロスEV」とともに築いてきたサクラの圧倒的なシェアが、新勢力を前にどう評価されるのか、今まさに正念場を迎えています。

 サクラのベースとなっているのは、日産の軽トールワゴン「デイズ」。プラットフォームはデイズと共通の「CMF-A」を採用していますが、メインのリチウムイオンバッテリーを搭載するため、フロア形状などはBEV専用に大きく変更されました。

インテリアが上質な「サクラ」
インテリアが上質な「サクラ」

 そんなサクラの走りの質は別次元です。最大トルク195Nmという2リッター車並みのパワーを発生し、床下にバッテリーを敷き詰めた低重心設計により、従来の軽の常識を覆す「高性能な走り」を実現。圧倒的な静粛性と安定感は、軽の枠を超えた質感といえます。

 航続距離は、スペック上で約180km(WLTCモード)。実航続距離は120km~150kmといったところ。つまり、長距離走行よりも通勤や送迎といった近距離移動を主眼に置いた設計とすることで、価格を抑えつつ日常での使い勝手を追求しました。

 外観は、BEVらしいグリルレスのフロントフェイスや省電力のLEDヘッドライトが特徴。上品で先進的な出立ちとなっているほか、軽クラスを超えた、驚くほど高級感のあるインテリアなどが幅広い層に支持されており、現在も販売は堅調です。

 日産の販売店スタッフに話を聞くと、サクラは現在の日産ラインナップの中でもお勧めしやすい一台だといいます。

「親しみやすいデイズがベースでありながら、質感は格段に上です。何よりBEVですが、補助金を含めればガソリン車に近い感覚で購入できる価格設定がヒットの決定打となりました」

 サクラは、ビジネス向けの「S」を除き、一般ユーザー向けは、標準かつエントリーの「X」と装備を充実させた「G」というシンプルなグレード展開です。価格(消費税込)はXが259万9300円、Gが308万2200円となっており、その価格差は約48万円。実際には、エントリーグレードであるXの方が人気となっているそうです。

「国の『CEV補助金』により、サクラは58万円(令和8年度)が交付され、Xであれば約202万円と、ガソリン車の軽と同等の価格帯で購入可能です。さらに自治体独自の補助金を組み合わせれば、実質的な予算を大幅に抑えられます。

 それでも軽自動車ユーザーは経済性をシビアに重視するため、過剰な快適装備よりも初期費用を抑えたいと考える方が多いのです」(日産販売店スタッフ)

 XとGでは、主に装備面で差があります。上位グレードのGは、夜間の視界をサポートする「アダプティブLEDヘッドライト」や、運転支援システム「プロパイロット」「日産コネクト・ナビ」&「アラウンドビューモニター」が標準装備されるなど、たしかに魅力的な内容です。

 しかし、軽として乗るには「そこまでの装備は不要」と判断し、必要なものだけオプションで選べるXを選ぶユーザーが少なくありません。

 そんなXの装備は、日常使いには十分な内容です。タッチパネル式のオートエアコンは全車標準ですし、内装の質感もGに引けを取りません。

 Xはオーディオレスが標準ですが、スマホのナビや音楽アプリで完結する昨今においては、かえって好都合な面もあります。

「充実した装備内容を考えればGもお買い得だと感じますが、やはり総額を抑えたいというニーズは根強いです。ライバルが増えた今でも、広い室内空間とトータルコストのバランスにおいて、サクラの商品力は依然としてトップクラスだと考えています」

※ ※ ※

 使用環境にもよりますが、短距離利用がメインとなる軽自動車こそ、BEVのメリットを最も享受できるカテゴリーです。

 補助金を賢く活用し、自分に必要な装備を見極めてサクラを選ぶという合理的でスマートなユーザーが増えており、日本の軽EV普及はこれからも着実に進んでいくことになるでしょう。

【画像】超カッコいい! これが“一番安い”「サクラ」です!(30枚以上)

【買取査定】日産車が高く売れる!?(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

イメージ画像
日産 サクラ
新車見積(外部リンク) 新車サブスク(外部リンク) 買取査定(外部リンク)

【2026年最新】自動車保険満足度ランキング

【頭金0円】毎月1万6千円代でジムニーに乗れる!?(外部リンク)

最新記事

全国のガソリン平均価格
2026/04/01時点最新
直近の平均価格
レギュラー
166.5 -8.7
ハイオク
177.2 -8.8
軽油
155.3 -8.0
情報提供元:株式会社ゴーゴーラボ
gogogsで詳細をみる

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー