トヨタ新型「セリカ」登場か 「謎のクーペ目撃」で注目集まる! 2Lターボ×ミッドシップ4WDで市販化? 可能性広がる次期スポーツモデルを予想
トヨタが過去に示唆してきた「セリカ」復活への期待が、新たな局面を迎えています。新体制の社長就任会見での言及に加え、スーパー耐久に投入されたミドシップ4WDのコンセプトカー、そしてWRC向けと見られる謎のクーペ型テストカーの登場など、次期モデルの市販化に向けた動きと今後の予想を解説します。
トヨタ次期「セリカ」復活へ!? 謎の2ドアクーペとミッドシップ4WD開発から市販化を予想
トヨタが過去のラリーイベントなどで示唆してきた「セリカ復活」の噂が、新たな展開を見せています。
新社長就任会見での言及や、スーパー耐久に投入されたミッドシップ4WDのコンセプトカー、さらにはWRC向けと見られる謎のクーペ型テストカーの登場など、次期モデルの市販化に向けた動きと今後の予想を解説します。
ここ数年、トヨタの経営陣から名車「セリカ」の復活を匂わせる発言が相次いでいます。
新城ラリーでの豊田章男会長の言及をはじめ、ラリージャパンでは中嶋裕樹副社長が「セリカをやります」と宣言も。
さらに2026年2月、佐藤恒治氏から近健太氏への社長交代が発表された会見の場でも、次期セリカに関する話題が取り上げられました。
過去のイベントにおいて、経営陣がセリカ復活への意欲を示していた経緯もあり、ユーザーからの質問が寄せられた形です。
これに対し、新社長に就任した近氏は具体的な詳細を知らされていないとしながらも、社内で開発が進行している可能性を示唆。
また佐藤氏も、会社からの指示ではなく現場の情熱によってクルマづくりが進められるという見解を示しています。
佐藤氏が産業全体を見据え、近氏が社内の基盤を固めるという新体制のもとでも、セリカ復活に向けた現場のプロジェクトは尊重され、継続していることがうかがえます。

そんな次期セリカの市販化に向けたメカニズムとして注目されるのが、トヨタが現在開発を進めているとされる2リッターターボエンジンの存在。
そして、そのエンジンを搭載し、駆動方式をミッドシップ4WDとした「GRヤリスMコンセプト」は、2025年のスーパー耐久岡山大会で実戦投入されました。
開発担当者によれば、この車両は従来のフロントエンジン4WD構成で直面した課題を克服する手段として、ミッドシップ化への挑戦を決断したものだといいます。
ミッドシップレイアウトは熱処理などの条件が厳しいため、あえて車体サイズの小さなGRヤリスをベースに基礎開発を行うことで、将来的な大型化も見据えた技術の蓄積を図っています。
このコンセプトカーでの技術実証は、今後のGRモデルの展開を広げる重要な基盤となります。
こうした動きもあり、次期セリカは新開発2リッターエンジンとミッドシップ4WDを組み合わせたものになるのではないかとも言われています。
一方、2026年2月から3月にかけて、欧州の未舗装路でテスト走行を行うカモフラージュ柄の開発車両の画像や動画がSNSに投稿されています。
この車両は、2027年シーズンの世界ラリー選手権(WRC)の技術規則を見据えたテストカーと推測されています。
現在のWRCマシンがハッチバックボディであるのに対し、このテストカーはルーフから後端にかけてなだらかに下がるシルエットを持ち、独立したトランクを備えた2ドアクーペの形状を採用。
フロントには細長いヘッドライトや冷却用ダクト、後方には縦型のテールランプや大型リアウィング、大きく張り出したフェンダーなどの空力パーツが確認できます。
性能面ではハッチバックが有利とされる規定の中で、あえてクーペ形状を採用していることから、ハッチバックと同等の空力性能を実現するための技術的な検証が行われていると考えられます。
これらの一連の動きを総合すると、次期セリカの市販化に向けた具体的なアプローチが見えてきます。
現在のGRブランドは、モータースポーツで勝つために量産車がどうあるべきかという逆転の発想で車両開発を行っています。
しかし、ミッドシップ4WDのラリーカーには参考となる既存の量産車が存在しません 。
そのため、WRC向けのクーペ型テストカーを用いて、ミッドシップ4WDの基本素性を厳しい条件で確認していると予想されます。
市販モデルの次期セリカは、新たに開発された2リッターターボエンジンを車体中央に搭載し、四輪を駆動するミッドシップ4WDの2ドアクーペとして登場する可能性が考えられます。
ラリーの現場やサーキットでの実戦を通じて基本設計を磨き上げるという手法のもと、トヨタの新たな経営体制でどのような市販車が誕生するのか、今後の展開が注目されます。






































