三菱「超・高性能4WDセダン」実車展示! カクカクボディに「高出力2リッターターボ」搭載! オジサン世代歓喜の“名車”「ギャランVR-4」 三原自動車がレストア車両を披露
貴重な過去の名車がピカピカの状態で並ぶ「ノスタルジック2デイズ2026」。ミハラ自動車も、今やすっかり台数を減らしている三菱「ギャランVR-4」を、フルレストアして展示しました。
内外装からボンネット内に至るまで「まるで新車」の輝き
2026年2月21日・22日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された旧車の祭典「ノスタルジック2デイズ2026」に、1980年代から1990年代の旧車・ヤングタイマー(ネオクラ車)を得意とするミハラ自動車は(北九州市八幡西区)は大挙6台のクルマを展示しました。
いずれも内外装の細部、さらにボンネット内部に至るまで新車のような輝きを持つクルマばかりで、来場者の視線を集めていました。
この6台のひとつに、1990年式の三菱「ギャラン VR-4」(E39A型)がありました。
走行距離はなんと5000km台という個体のため、新車のコンディションを保ったままノスタルジック2デイズに出品されたのかも、と思ってしまいます。
ところがこのギャランは屋外に放置されていたそう。そこでミハラ自動車ではドア・ボンネット・窓などをすべて外して再塗装を実施。内装も各部のリペアを行って新車と思えるほどに再生されています。
ホコリをかぶっていたエンジンルームも、綺麗にリフレッシュ。ヘッドカバーは本来結晶塗装ではありませんが、あえて行なっているそうです。ボンネットキャッチなどの金属類も再メッキが施されているため、ボンネット内は新車そのものの光景です。
こうして蘇ったギャランVR-4は、35年という月日を経ているとは思えないほどに美しく仕上がっていました。

ギャランVR-4とは、三菱のミドルサイズセダン「ギャラン」のうち、1987年に登場した6代目に用意された高性能モデル。
先代の5代目ギャランがラグジュアリー寄りだったのに対し、一転してスポーティさを押し出し、その象徴としてDOHC 16バルブターボエンジン+4WDを採用したスポーツ色の濃いグレードのVR-4を設定しました。
当時の高性能車の証だった、4バルブ・4WD・4WS(4輪操舵)、4IS(4輪独立サスペンション)、4ABSといった技術を「ACTIVE FOUR」と称してアピール。
ハイテクを得意とした三菱らしい高性能車として、大きなインパクトを与えました。そして今もなお、多くの人の記憶に残っています。
搭載された2リッター4気筒の「4G63」型ターボエンジンは、当初205psでスタート。マイナーチェンジのたびに220ps、240psとパワーアップしていきました。
そんな6代目ギャランVR-4ですが、最終年式の1992年モデルであってもすでに34年が経ち、今やすっかり「ネオクラ(ネオ・クラシック)車」を代表するモデルになり、残存数はすっかり少なくなりました。
徹底したレストアが行われたこの個体は、今後販売車両になる予定とのことです。ギャランVR-4を探している人にとって魅力的な一台なのは間違いありません。
なおミハラ自動車のブースでもう一台気になったクルマがありました。それが1981年式のスズキ「セルボ」で、グレードは「CX-G」です。こちらは個人オーナーのクルマをミハラ自動車がレストアしたとのこと。
ジウジアーロ氏が基本デザインを作った「フロンテクーペ」譲りの車体は、全塗装が実施されてピカピカに。車内も磨き上げられたことで、往年の美しさを取り戻しました。
ミハラ自動車では、このように販売車だけでなく個人所有のクルマのレストアにも応じています。
旧車やネオクラ車を持っているけれどキレイにしたい、といった要望がある人は、ぜひ問い合わせてみてください。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。





























