トヨタの新たな「“両側スライドドア”バン」! 全長4.4m&全長4.7mの“2つの異なるボディ”に「めちゃ広ッ荷室空間」を採用! 快適性と使い勝手を高めた「プロエースシティバン」スペイン仕様とは?
都市部での配送や作業では、扱いやすさと積載力を兼ね備えた商用車が欠かせません。トヨタは2025年11月6日、商用車ブランド「トヨタ・プロフェッショナル」に属する「プロエースバン」と「プロエースシティバン」の2026年モデルを発表しました。新トリムの追加や装備の改良により、より実用性の高いモデルへと進化しています。
新トリムで広がる選択肢
配送業や建設関連の仕事では、荷物の積み下ろしのしやすさや取り回しの良さが、作業効率に大きく影響することがあります。
忙しい現場では、車両の使い勝手がその日の仕事の流れを左右することも珍しくありません。
そのため、仕事に使うクルマには、信頼性や実用性を備えた道具としての価値が求められています。
こうしたニーズを踏まえ、トヨタは商用車ラインナップの改良を継続的に進めています。現場で働く人々の声を反映しながら、機能性や安全性を高めていく姿勢は、多くの事業者から支持を集めてきました。
商用車は華やかな存在ではありませんが、日々の仕事を支える重要な存在であり、細かな改良が現場にとって大きな意味を持つ場合もあります。

そのような流れの中で、2025年11月6日、トヨタのスペイン法人は商用車ブランド「トヨタ・プロフェッショナル」に属する「プロエースバン」と「プロエースシティバン」の2026年モデルを発表しました。
今回のモデルでは装備の見直しや安全機能の改良に加え、新しいトリムが設定されるなど、より幅広いユーザーの要望に応える内容となっています。
シリーズの中でも特に注目されているのが、最もコンパクトなモデルであるプロエースシティバンです。
この車種は2019年の登場以来、都市部での扱いやすさと十分な積載力を両立した商用バンとして評価されてきました。
街中の細い道路や交通量の多いエリアでもスムーズに走れるサイズ感は、都市部で仕事をする事業者にとって大きな利点となっています。
ボディサイズは用途に応じて選べる2種類が用意されています。短いホイールベースを採用したL1は全長4403mmで、コンパクトさを重視した設計です。
一方、L2は全長4753mmとなり、より大きな荷物を積むことができる仕様となっています。
いずれのタイプも取り回しの良さを保ちながら実用性を高めており、荷室容量はL1で最大2126リットル、L2では最大2693リットルを確保しています。
この容量であれば、工具や建材、長尺の荷物などさまざまな荷物の運搬に対応でき、業種を問わず活躍できるでしょう。
デザイン面でも、従来の商用バンにありがちな無骨さだけではない印象を持たせています。
トヨタの最新デザイン思想を取り入れたフロント部分は力強さと清潔感を両立させており、ボンネットを備えた2ボックススタイルによって、実用車でありながら洗練された雰囲気を感じさせます。
また、両側にスライドドアを採用しているため、狭い場所でもスムーズに乗り降りや荷物の出し入れができ、日々の作業の負担軽減にもつながります。
今回の2026年モデルでは、新たに「GX Plus」というトリムが追加された点も見逃せません。
このグレードは、基本的な装備を重視するGXと、より快適な装備を備えたVXの中間に位置づけられています。
必要な機能をしっかり確保しつつ、快適性も求めたいユーザーに向けたバランスの取れた仕様となっています。
車内装備の面では、10インチのタッチスクリーン式インフォテインメントシステムが新たに導入されました。
このシステムはApple CarPlayやAndroid Autoに対応しており、スマートフォンとの連携がより簡単になっています。
移動中でもナビゲーションや通話、情報確認などを直感的に操作できるため、仕事の効率を高めることにもつながります。
安全面の強化も今回の改良の重要なポイントです。上位モデルであるプロエースバンには、カメラを利用したドライバー疲労検知機能が搭載されました。
長時間の運転では集中力が低下することがありますが、この機能がドライバーの状態を監視することで、安全運転をサポートします。
さらに、プロエースシティバンでは助手席を前方に倒すことで荷室と一体化できるスマートカーゴ機構が用意されています。
この仕組みにより、長い荷物を運びやすくなるだけでなく、用途に応じて2人乗りと3人乗りを選択できる柔軟な使い方が可能です。
また、VXグレードではリアビューカメラが標準装備となり、後退時の視界確認がしやすくなっています。
パワートレインについては、信頼性の高いディーゼルエンジンに加えて、電気自動車仕様であるプロエースシティ・エレクトリックも継続して設定されています。
EVモデルは走行時の騒音が少なく、排出ガスも出さないため、環境規制が厳しい都市部でも安心して利用できます。
さらに、エンジン車と比べて消耗部品が少ないため、長期的な維持費を抑えやすいというメリットもあります。
価格については、スペイン市場におけるGX Plusトリムが1万8590ユーロ、日本円でおよそ342万円から(2026年3月上旬時点)とされています。
実用性を重視する商用車としては、装備内容を考慮すると魅力的な設定と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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