スバル「新たな4ドアセダン」約6年ぶりに3ペダルMTで登場! 60kgの軽量化&STIの技術モリモリの「WRX STIスポーツ シャープ」まもなく発表!
スバルは2026年春に「WRX STIスポーツ#」を発表する予定です。どのような車両に仕上げられているのでしょうか。
コンプリートカー「S210」への反響が発端
2019年12月に「WRX STI」の販売が終了して以来、スバルの国内ラインナップからマニュアルトランスミッション(MT)を搭載したスポーツセダンが姿を消していました。
しかし、その沈黙は2026年1月に開催された「東京オートサロン2026」で破られました。約6年ぶりに復活を遂げるMT仕様のコンプリートカー「WRX STIスポーツ#(シャープ)」が、ついにベールを脱いだのです。
この待望のモデルが生まれるきっかけは、2025年夏に限定販売されたコンプリートカー「S210」の大きな反響にありました。このクルマは非常に高い抽選倍率を記録し、多くの称賛を集めましたが、開発責任者であるSTI開発副本部長の高津益夫氏は、「3ペダルを求めるファンの期待にまだ応えきれていない」という課題を感じていたといいます。
今回のMT化は、STIが単独で成し遂げるには大きな壁がありました。そこで、スバル本体とSTIの実験部隊が緊密に連携。両社の技術者が一丸となり、チューニングを突き詰めることで、市販化が実現しました。この特別なモデルは、現行型の4ドアセダン「WRX S4」をベースに開発されています。
WRX STIスポーツ#は、サーキット走行のみを追求した硬派なスポーツカーではありません。むしろ、日常のあらゆる場面で誰もがMTを操る喜びを味わえるよう、「扱いやすさ」と「気持ちよさ」を重視して開発されています。

パワートレインには、2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボ「FA24型」エンジンと、海外向けユニットを活用した3ペダル式の6速MTが組み合わされます。エンジンの最高出力は202kW(275PS)を維持しつつも、最大トルクは環境規制やトランスミッションの許容範囲を考慮し、350Nmに調整されました。
トランスミッションの変更による最も大きなメリットは、車両重量の大幅な減量です。CVTを搭載するベース車両と比較して50kgから60kgもの軽量化を達成し、車重は1560kgにまで絞り込まれました。
この軽さを最大限に活かすため、足回りにはSTIの技術がふんだんに採用されています。サスペンションの最適化はもちろんのこと、右ハンドル車向けに新開発された「STI製フレキシブルドロータワーバー(フロント)」やZF製の電子制御ダンパー、さらにボディの前後を支えるドロースティフナーなどを装備。これにより、ドライバーの意のままに応える、軽快かつしなやかなハンドリング性能が徹底して磨き上げられています。
スバルとSTIが掲げる「安心と愉しさ」という理念を具現化したこのクルマは、2026年春頃に正式な発表と発売が予定されています。また、市販仕様に合わせた専用パーツの販売も検討されているとのことで、スバルファンにとって注目の的となるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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