ダイハツ“新”「“2人乗り”クーペ」初公開!? ロングノーズが“美すぎる”「コンパクトモデル」! 斬新“花札”デザインもイイ「遊歩車」とは

2025年11月20日、ダイハツ工業と専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)は、量産車先行開発をテーマとした産学連携プロジェクトを実施したと発表。同プロジェクトで登場したコンセプトカーを初公開しました。中でも注目はロングノーズのデザインが美しい新たなコンセプト「遊歩車」です。

ダイハツの新「“2人乗り”コンパクトスポーツ」公開?

 2025年11月20日、ダイハツ工業(以下、ダイハツ)と専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)は、量産車先行開発をテーマとした産学連携プロジェクトを実施したと発表。同プロジェクトで登場したコンセプトカーを初公開しました。

ダイハツ“新”「“2人乗り”クーペ」!?
ダイハツ“新”「“2人乗り”クーペ」!?

 同プロジェクトは、スモールカーという限られたサイズの中で“Z世代”(1990年代後半から2010年代前半にかけて生まれた世代)が持つ自由な発想を活かし、個性あふれる幅広いデザインコンセプトを提案するものです。

 プロジェクトのテーマは、「地方を元気にする10年後のダイハツ車」。学生たちは、10年後の社会を想定しながら、「どのようなアプローチが地方を元気にするのか」に焦点を当て、スモールカーならではの個性や遊び心を感じさせる新しいデザインを提案したといいます。

 学生たちは実際に企業で取り組まれている開発プロセスに沿って、リサーチからアイデアスケッチ、モデリング、プレゼンテーションまでを手掛けました。

 2025年4月に始動した本プロジェクトでは、7月中旬に学内で成果発表を実施し、上位6名の学生がファイナリストとして選出。作品のブラッシュアップを経て、9月中旬にダイハツデザインセンターで開催された最終プレゼンテーションに臨んでいます。

 審査は、ダイハツ デザイン部 部長・皆川悟氏をはじめ、各デザイン室の室長陣によって行われ、1位~3位が選出されています。

 ユニークなアイデアがいくつか並びますが、この中で特に注目なのは、ロングノーズのデザインが美しい新たなコンセプト「遊歩車」です。

 遊歩車をデザインしたのは、HAL名古屋 カーデザイン学科の高住 知加さんで、2人乗りのオープンボディを有するスポーティなクルマのように見えます。「人生を優雅に遊歩する。」をテーマに、地方の“感じ方”を変えるモビリティで、伝統美と花札の世界観を取り入れ、風景を丁寧に味わう体験を創出するといいます。

 エクステリアは、迫力あるロングノーズがコンパクトなサイズを感じさせない優美なデザイン。ヘッドライトなど灯火類は、グリルと一体化しているのかボディ表層にはその存在感を感じません。

 インテリアは、「縁側のように、空気と時間を味わう空間」とされた、落ち着きのあるデザイン。花札をモチーフとしているという赤と黒のデザインは厳かな華やかさを感じます。

 デザインコンセプトのようで、パワートレインなどについては語られていません。

※ ※ ※

 遊歩車以外にも今回のプロジェクトでは、2人のカップルが各地を訪れて思い出をコレクションしていくためのモビリティ「E-NOVA」や、クルマを持ちたくても持てない人たちに寄り添いゆったりとした暮らしの中で、このクルマと共に思い出を重ねながら、この街をもっと好きになれるモビリティ『思い出に残るためにどうしよう:Do』といった、学生たちのユニークなアイデアが披露されました。

 これらのアイデアをダイハツが実現する日が来るのか、今後の展開に注目です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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