首都高羽田線「新しい下り線」開通! 海側に「ちょいスライド」で上下線“入れ替わり”に! 大劣化の「東品川〜鮫洲」が新線に更新 走行ルートに注意を

首都高速道路は、2025年10月末に首都高羽田線「更新下り線」の本格運用を開始すると発表しました。

走行空間を広げた新しい道路が運用開始

 首都高速道路は2025年9月19日、首都高羽田線で、「更新下り線」が完成したことを発表しました。10月末に開通します。

 これにより、着手から約10年を経て新しい道路での本格運用が開始されます。

2025年10月末より本格運用を開始する首都高羽田線「更新下り線」(画像:首都高速道路)
2025年10月末より本格運用を開始する首都高羽田線「更新下り線」(画像:首都高速道路)

 羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)の約1.9kmは、長期的な耐久性や将来の維持管理性を確保するため、「首都高リニューアルプロジェクト」として、2016年から更新(造り替え)に着手してきました。

 同区間は1964(昭和39)年の東京オリンピック開催等の社会的要請から、用地買収が必要ない海上部に建設され、1963(昭和38)年の開通から 50年以上が経過した路線です。

 これまで、日々、点検・補修が行われてきましたが、1日平均約7万台という過酷な使用状況、京浜運河内の海水面と高速道路構造物が極めて近いなど、激しい腐食環境があり、コンクリートの剥離や鉄筋の腐食等の損傷が多数発生。

 首都高は施工時の交通影響を最小限に抑えるため、う回路を設置し、可能な限り通行止めをすることなく段階的に交通を切り替えながら工事を進めてきました。2020年6月には上り線が先に更新され、暫定的に下り線として運用。

 そして今回ついに下り線の更新(造り替え)も完了します。

 新しい道路は、走行空間を広げたことにより、快適性が向上し、最新技術の導入により、道路の耐久性が向上したことで、より安心・安全・快適に利用することが可能といいます。

 本格運用の第1弾として、本来は上り線となっている暫定下り線の走行ルートを新しい道路(更新線)へ、2025年10月29日午前1時に切り替え、運用を開始(荒天の場合は、翌日以降に延期)。

 新しい道路への切り替えに伴い、 羽田線(下り)の走行ルートが今までと変わるため注意が必要です。

【画像】超便利!? これが首都高羽田線「新しい下り線」です! (11枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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