8年ぶり復活のスズキ新型「バンバン」!? 全長1.8mの「超ちいさなボディ」&丸目レトロな「旧車デザイン」採用! パワフルで楽しそうな「イーバンバン」とは
スズキは、ジャパンモビリティショー2025にて、電動コンセプトモデル「e-VanVan(以下、eバンバン)」を世界初公開していました。2017年に終了した「バンバン200」以来、8年ぶりの名称復活となったこのバイクは、どのようなモデルだったのでしょうか。
8年ぶりの復活のバンバン
2025年10月29日(一般公開は10月31日)より東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開幕され、同会場でスズキは電動コンセプトモデル「e-VanVan(以下、eバンバン)」を世界初公開していました。どのようなモデルなのでしょうか。
eバンバンは、1970年代に登場した「バンバン」シリーズのDNAを受け継ぎながら、EV技術と遊び心を融合させた一台です。
特徴について、担当者は次のように語ります。
「ひとりでも誰かと一緒でも、もっとワクワクできる。そんな“遊べるバイク”を目指しました。EVでありながら、モーターサイクルとしての楽しさをしっかり感じられるように設計しています。
バンバンは息の長いモデルとして親しまれてきましたが、今回はその1970年代のイメージを現代風に分解・再構築しました。マフラーがない分、デザインにも工夫を凝らしており、太いタイヤ、広いハンドル、メッキのカバーはすりガラス調にアレンジし、懐かしさと新しさをミックスしています。
街へのちょっとしたお出かけや、趣味の時間をもっと気軽に、もっと楽しく。『コンビニにちょっと行きたいな』と思ったときに、自然と手が伸びるような存在になれたら嬉しいです」

eバンバンのボディサイズは、全長1810mm×全幅825mm×全高1050mmとコンパクトな設計。
前後で青とピンクの異なるホイールカラーを採用し、遊び心を演出。若年層も意識し、8bitゲーム調のグラフィックもあしらわれており、担当者は「ここ、こだわりました」と嬉しそうに話していました。
かつてのバンバンを知るユーザーはもちろん、これからバンバンに触れる世代にも向けた提案といえます。
動力ユニットには、スズキ初の二輪BEV「e-アドレス」のシステムをベースに採用。EVでありながら、モーターサイクルらしい乗り味を追求しています。
走行性能について担当者は「EVだからといって“THE・電動”ではなく、あくまでモーターサイクルとしての乗り味を大切に。クラッチ操作などの難しい要素はなく、誰でも簡単に楽しめる操作性を実現しています」
話をしてくれたeバンバンの担当者2人は、前のめりに語る姿が印象的で、想いがこもるこだわりの一台であることが伝わってきました。
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今後の展開についても、前出の担当者は前向きです。
「今回はあくまでコンセプトモデルですが、イーアドレスのユニットを使うことでリアリティを持たせています。こういう形ならアリなんじゃないかと、反応を見たいと思っています。
すでに『ほしい』『いつ売るんですか』という声もいただいていて、好評であれば前向きに検討したいですね」
一般ユーザーの反応次第では市販化に向けた検討が進む可能性もあるとのこと。
eバンバンは、懐かしさと遊び心をまとった新しい電動バイクとして、スズキの未来への提案を体現する一台でした。市販化は未定ながら、来場者の反応は上々。今後の展開に期待が高まります。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。



































