トヨタ新「プリウス」が話題に! 装備充実&“ブラック仕立て”の登場に「内外装ともに高評価」の模様! 特に“エクステリアデザインに惹かれる”ユーザーも! 販売店に集う声とは?
2025年7月1日、トヨタは「プリウス」の一部改良モデルを発表しました。販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
進化したプリウス、販売店からの声とは?
2025年7月1日、トヨタは「プリウス」の一部改良モデルを発売しました。
プリウスは1997年に初代が登場した、世界初の量産型ハイブリッド車であり、環境対応車の先駆けとして国内外で大きな支持を集めてきました。
現行モデルは2023年に登場した5代目で、プリウスらしいシルエットを受け継ぎながらも、重心を低くしたスポーティなデザインが大きな話題となりました。
今回の一部改良では、最上級グレード「Z」にデジタルインナーミラーや12.3インチディスプレイオーディオ プラスが標準装備されたほか、プラグインハイブリッド車(PHEV)の「G」をベースとした特別仕様車「G ナイトシェード」が新たに設定されました。
では、この改良について販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

関東圏のトヨタ販売店担当者は次のように語ります。
「今回は改良内容が限定的ではありますが、最新装備が追加された点はポジティブに受け止められています。
多くのお客様はプリウスに対して先進的なイメージをお持ちで、デジタル装備など最新機能に対して前向きに評価される方も少なくありません。
その意味でも、デジタルインナーミラーや12.3インチディスプレイオーディオ プラスの採用は非常に良いポイントだと思います。
また、特別仕様車のG ナイトシェード追加も好評です。
すでにナイトシェードが設定されている『ハリアー』では、ブラック基調の外装や専用装備の内装が高く評価されており、その印象がプリウスにも反映されています。
ただし、プリウスの場合はPHEV専用グレードに限られるため、販売台数としては大きな伸びにはつながらないかもしれません」
では、プリウス全体の販売状況はどうなのでしょうか。
関西のあるトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「プリウスは販売目標に対しておおむね順調に売れています。
知名度の高いモデルなので、常に一定数のお問い合わせをいただいています。
最近では、とくにエクステリアデザインに惹かれてご相談いただくお客様が多い印象です。
現行プリウスは全高が低いため、車内がやや窮屈に感じられる場合もあります。
ただ、実用性を最優先するお客様はもともとSUVやミニバンを選ばれる傾向にあるため、この点を大きなデメリットととらえる方は少ないです。
むしろ、スポーティなデザインに加えて走行性能が大幅に向上しており、実際に試乗されたお客様からは非常に好意的な反応をいただいています。とくに圧倒的な加速性能を誇るPHEVは、従来のエコカーというプリウスのイメージを覆す存在となっています。
もちろん、『少し派手すぎる』『もっと落ち着いたクルマが欲しい』という声もあります。
そういったお客様には『カローラ』や『クラウン クロスオーバー』、あるいは『カローラクロス』やハリアーといったSUVを、ご予算やご要望に合わせてご提案しています」
※ ※ ※
大きくイメージを刷新したプリウスですが、販売状況を見るかぎり、ユーザーからはおおむね好意的に受け止められているようです。
なお、前出の関東販売店担当者によれば、2025年8月時点のプリウスの納期は「およそ4ヵ月程度」となっているとのことです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。






















































