三菱「“最新型”7人乗りミニバン」公開! 全長4.6mの“ちょうどいいサイズ”に「高性能HEV」搭載! 地上高上げでタフ感マシマシな「エクスパンダー」タイで実車公開!

三菱自動車のタイ法人が、バンコクで開催中の自動車展示販売会「BIG MOTOR SALE 2025」に最新モデルを出展しました。日本未導入の3列シートハイブリッドミニバン「エクスパンダーHEV」も展示されたのですが、どのようなモデルなのでしょうか。

全長4.6mのちょうどいいサイズに「高性能HEV」搭載!

 三菱自動車のタイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランドは2025年8月22日、タイ・バンコクで開催された「BIG MOTOR SALE 2025」に最新ラインナップを出展しました。

 この「BIG MOTOR SALE」は、タイの首都バンコクで毎年夏に開催される大規模な自動車・バイクの展示販売イベント。

 新車から中古車まで幅広い車種が展示され、来場者はその場で商談や購入ができる「ショールームをそのまま会場に持ってきたような」スタイルが特徴となっています。

タフなミニバン「エクスパンダーHEV」
タフなミニバン「エクスパンダーHEV」

 三菱ブースの目玉は、新型コンパクトSUVの「エクスフォースHEV」と、クロスオーバーMPVのハイブリッドモデル「XPANDER HEV(以下、エクスパンダーHEV)」です。

 エクスパンダーは2017年にインドネシアで初登場し、2024年2月にハイブリッドモデルがタイで世界初公開された3列シート・7人乗りのクロスオーバーミニバン。多人数乗車可能なモデルですが、スライドドアではなくヒンジドアを装着しています。

 ボディサイズは全長4595mm×全幅1750mmで、最低地上高は205mmを確保。MPVでありながらSUVのような力強さを演出しています。

 外観は三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」に基づいたタフなフロントフェイスが特徴となっています。

 パワートレインは、熱効率に優れたアトキンソンサイクルの1.6リッターMIVECエンジンに、最高出力116馬力、最大トルク255Nmを発生するモーターを組み合わせています。

 また、1.1kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、トランスミッションにはパワースプリット方式のe-CVTを採用。また、全輪ディスクブレーキを装備し、安全性も高めています。

 インテリアは3列シート7人乗りの広々とした空間が広がり、8インチのカラー液晶メーターや電子シフトレバーなど、先進的な装備が与えられています。

 タイでの販売価格は93万3000バーツから98万1000バーツ(日本円で約433万円から455万円)。発売当初には約91万2000バーツ(約423万円)のプロモーション価格も設定されていました。

 今回のイベントでは、このエクスパンダーHEVのほか、黒いアクセントパーツで内外装を精悍に仕立てた特別仕様車「エクスパンダーHEV PLAY」も展示。

 さらに、ピックアップトラックの「トライトン」やSUVの「パジェロスポーツ」なども含め、タイ市場における三菱の最新ラインナップが勢ぞろいしました。

【画像】超カッコいい! これが三菱の「“新”7人乗りミニバン」です!(30枚以上)

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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