ダイハツ新型「e-SNEAKER」は“運転”が超楽しい! 想像を超える「パワフル&軽快な走り」に驚く! “電動車いす”のイメージ覆す「ライトウェイト4輪」の魅力とは!
ダイハツは2025年8月27日、全く新しい歩行領域モビリティとして新型「e-SNEAKER」の販売を開始しました。同車は一体どんな乗り物なのか、実際に試乗しテストしました。
ダイハツ新型「e-SNEAKER」は“運転”が超楽しい!
ダイハツは2025年8月27日、全く新しい歩行領域モビリティとして新型「e-SNEAKER(イースニーカー)」を発表し、販売を開始しました。
同車は一体どんな乗り物なのでしょうか。
実際に新型e-SNEAKERに乗って感じた走行フィーリングや、開発者の思いなどを紹介します。

新型e-SNEAKERは、ダイハツが「すべての人が自由で快適に外出を楽しめるように」と願って開発した電動カートです。
規格としては「電動車いす」に属しますが、かつてなくスタイリッシュなデザインを採用し、また目線の高さによる視野の広さと、直感的で運転自体を楽しめる操作性を実現したことで、様々な用途に活躍できるパーソナルモビリティに仕上がっているといいます。
そんな新型e-SNEAKERにさっそく試乗する機会に恵まれました。
シートは、無理に腰をかがめたりせずに自然な所作で座ることができる高さ。オーナーの身長・体格に合わせて上下に3段階で高さを調整することも可能です。
そして座ってまず感じるのは、説明通り視界が非常に良いことです。
この目線の高さは「自転車に乗っている時とほぼ同じ」ということで、一般的な車いすと比較するとかなり高め。
おかげで広い視界を確保できるとともに、歩行者から埋もれることもなく、「見る&見られる」安心感を抱いて移動することができます。
また座り心地がしっかり良いのも好印象。シートは座面にのみクッションがあり、サイドサポートや背もたれは樹脂製なのですが、適度な高さと角を丸めた形状に設計されているため、乗り込むときは邪魔にならず、走行中はしっかり体を支えてくれます。
走るための操作は、至極シンプルなもの。
ハンドルは目線を下ろし手を伸ばした位置にグリップが来るよう配置され、右手を捻るタイプのアクセル操作はバイクに近い感覚です。
ただしバイクでは左手側のレバーは基本的に「クラッチ」ですが、新型e-SNEAKERではそこにブレーキレバーがあり、しかも通常では使用しない“緊急用”のブレーキとなっています。
では、通常のブレーキはどこにあるのか。それはアクセル(右手のグリップの捻り)を緩めることで、自然にブレーキがかかる仕組みになっています。
これはクルマで言うところの、いわゆる「ワンペダル」的な操作感。そのため、基本的には右手を捻る量の調整のみで走行から停止までまかなえます。
言葉で書くと複雑そうですが、実際に乗るとこれが実に単純明快で分かりやすく、多くの人は短時間の説明のみで直感的に運転することが可能でしょう。
ちなみに、バイクを作っていないダイハツがなぜこの運転方式を採用したのか開発者に伺ったところ、「様々な方式を試しましたが、やはり直感的に理解でき運転しやすいのがバイクタイプだった」とのこと。
しがらみ無く、純粋に操作しやすい方法を選び抜いた結果、現在の姿になったのです。































































































