ダイハツ新型「e-SNEAKER」は“運転”が超楽しい! 想像を超える「パワフル&軽快な走り」に驚く! “電動車いす”のイメージ覆す「ライトウェイト4輪」の魅力とは!
大人も子供も夢中に! ビックリするほど「運転が楽しい」
そしてここまで書いた様子で伝わっていれば良いのですが、もしかしたら新型e-SNEAKERの最大の魅力は、「運転が楽しい」ことかもしれません。
試乗した会場では、大人が運転に夢中になり、ついつい笑顔になっている様子が少なからず見られました。

実は新型e-SNEAKERは開催中の「EXPO 2025 大阪・関西万博」にも提供され、実際に乗って会場を移動できるモビリティとして150台が現在も稼働しています。
そこでは、お年寄りや歩行が困難を抱える方にくわえて、子供も乗車を体験しており、快適かつ「楽しい乗り物」としても認識され活躍しているとのこと。
このあたりが、ダイハツが新型e-SNEAKERを「従来の電動車いすの枠にとらわれない歩行領域モビリティ」と胸を張って紹介できる要因のひとつでしょう。
もちろん先述したように、新型e-SNEAKERは老若男女誰が乗っても“サマになる”スタイリッシュなデザインも魅力的。
エクステリアパーツひとつひとつの品質感も高く、開発者が「自動車と同じ品質で作っています」と笑顔で語るにふさわしい仕上がりです。
ちなみにボディカラーは標準がホワイトですが、オプションのボディパーツ(フロント&リアカバー)に交換すれば、「オフビートカーキ(カーキ色)」「スカイブルーメタリック(水色)」「トニコオレンジメタリック(オレンジ色)」といったボディカラーにも変更可能。
さらにオプションにはアクセサリーとして、フロントに装着する「バスケット」や、傘や杖を収納できる「杖ホルダー」など実用的なアイテムを設定しているので、オーナーの使用環境にあわせたカスタムも楽しそうです。
そんな新型e-SNEAKERのパワートレインは、後輪にDC24V 250Wのモーターを2個搭載。満充電時の連続走行可能距離は12kmです。
バッテリーには、重量2.5kmと軽量な脱着式リチウムイオンバッテリーを使用します。
このバッテリーは専用充電器を介して、一般的な家庭用コンセントで充電可能で、およそ2.5時間ほどで充電は完了するそうです。
また新型e-SNEAKERは純国産モデルで、生産はダイハツ本社の池田工場で行われます。
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高齢化の進展とともに運転免許の返納も身近になりつつ日本社会のわりに、現在の電動車いす市場の拡大速度は思いのほか穏やかという印象があります。
だからこそ、電動車いす市場においては後発となるダイハツは、先行する競合モデルとは大きく異なるスタイリッシュなスタイリングや乗車姿勢、使い勝手の新型e-SNEAKERを提案。
他の電動車いすと明確に差別化できており、これまで潜在化していたニーズを掘り起こす可能性を秘めています。
完全な新規モデルだけに、ダイハツの設定した年間販売目標台数は500台と、極めて現実的なラインに設定されていますが、一度でも実車に乗る機会があれば、新型e-SNEAKERの魅力と移動する楽しさは多くの人に理解されるはず。
なお新型e-SNEAKERの価格は、41万8000円(消費税は非課税)です。
ダイハツの新たな挑戦と新型e-SNEAKERの今後の発展に、大いに期待が高まります。































































































