277万円で買える! トヨタ最新「プリウスX」がスゴイ! 最も低燃費な「リッター32キロ超え」&“広い荷室空間”がイイ! 最上級より「180万円以上オトク」なシンプル仕様の「最安モデル」とは?
最新技術を盛り込んだハイブリッドシステムによって高い燃費性能を実現したトヨタ「プリウス」。そのラインナップの中で、最も手の届きやすい価格で用意されている「X」グレードは、具体的にどのような特徴を備えているのでしょうか。
シンプルながら上級モデルに勝っている点も!
トヨタを代表するハイブリッドカーといえば「プリウス」です。
世界で初めて量産化されたハイブリッド車として誕生した初代モデルは1997年にデビューし、「21世紀に間に合いました。」というキャッチコピーとともに一躍話題となりました。
それから四半世紀以上が経ち、プリウスは燃費性能と先進性を象徴するモデルとして、日本のみならず世界中で親しまれています。

2023年に登場した現行型は、第2世代のTNGAプラットフォームを採用し、低重心かつスポーティなプロポーションを実現しました。
また最新の第5世代ハイブリッドシステムを搭載することで、燃費と走行性能を高次元で両立させています。
近年はSUV人気が高まっているものの、プリウスは依然として高い評価を受けており、日本自動車販売協会連合会が公表した2025年上半期(1月から6月)の新車販売ランキング(軽自動車除く)では、41508台を記録して10位にランクインしています。
そのプリウスのラインナップのなかで、最も手頃な価格で購入できるのが「X」グレードです。
主に法人需要を想定して開発されたモデルで、必要十分な装備に絞ることで価格を抑えたビジネス仕様といえます。
搭載されるのは1.8リッターのハイブリッドエンジンで、CVTと組み合わせたを採用。
燃費はWLTCモードで32.6km/Lと、現行プリウスの中でも特に優れた数値を示し、経済性を重視するユーザーに適しています。
ボディサイズは全長4600mm×全幅1780mm×全高1420mm、ホイールベースは2750mm。
スタイリッシュなシルエットを維持しつつ、扱いやすい大きさに収められています。
外観はシンプルさが際立ち、ブラック塗装のロアグリルやリアバンパー、17インチスチールホイールに樹脂製キャップを採用。
ボディカラーは「スーパーホワイトII」と「シルバーメタリック」の2色に限定され、いずれもこのグレード専用の設定です。
内装は2列シート5人乗りのレイアウトで、シート素材にはファブリックを採用。
カラーはアクティブグレーの単色で、落ち着いた雰囲気にまとめられています。
インフォテインメント関連はオーディオレス仕様が基本となっており、ディスプレイオーディオやナビ、ETCはオプションで追加可能です。
実用性の面では、前席のUSB端子や後部・荷室に設けられた100Vアクセサリーコンセントが便利で、スマートフォンの充電や非常時の電源供給に活躍します。
また電動パーキングブレーキやスマートエントリー、カラーメーターなどが標準装備され、日常使用に不足はありません。
荷室容量も422リットルと十分で、2リッターエンジン搭載車よりもやや広い点が特徴です。
安全装備については、トヨタセーフティセンスを標準で備えており、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロールなど主要機能は万全。
ただし、ブラインドスポットモニターやバックガイドモニターはオプション扱いとなります。
そんな「プリウス X」の価格(消費税込み)は2WD仕様で276万9800円、4WDのE-Fourを選択すると約20万円上がります。
一方、最上級の「Z(プラグインハイブリッド車)」は460万8900円となり、X 2WDとの価格差は183万9100円に達します。
Writer: くるまのニュース編集部
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