約1080万円! ホンダ新「5ドア“スポーツカー”」に反響多数! 最後の「シビックタイプR イタリア“ファイナル”仕様」に「そんな高いの!?」と驚きの声も! 専用デザインの特別仕様車「ベストラップ」に寄せられた“熱視線”とは
ホンダのイタリア法人は2025年6月6日、「シビック タイプR」の販売終了を記念した新たな特別仕様車「シビックタイプR ベストラップ」を発売しました。これに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。
欧州では販売終了となる「シビック タイプR」に寄せられた声とは
2025年6月6日、ホンダのイタリア法人は「シビック タイプR」が現地での販売終了を迎えるにあたり、これまでの愛顧への感謝を込めた新たな特別仕様車「シビック タイプR ベストラップ」を発売しました。
日本では販売されていないモデルに対し、SNSなどには多くの声が集まっています。

1972年の初代発売以来、日欧米など世界中で累計約2760万台を販売してきたグローバルモデル「シビック」は、現行型で11代目となります。
そのなかでも、もっとも高性能な“ホットバージョン”がシビック タイプRです。
ホンダにとってタイプRとは、ベース車の運動性能を際立たせ、走る楽しさを徹底追求したレーシングテイストのモデルにのみ与えられる伝統の称号であり、チャレンジングスピリットの象徴でもあります。
シビックのタイプRとしては6代目となる現行モデルは、2022年に登場しました。
ボディサイズは全長4595mm×全幅1890mm×全高1405mm。2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンに6速MTを組み合わせ、最高出力329馬力・最大トルク420Nmを発生します(いずれも欧州仕様のカタログ値)。
今回登場した“ベストラップ”は、欧州での販売終了にあたり特別に仕立てられたイタリア市場向けの99台限定モデルです。
最大の特徴は、リアスポイラー、センターコンソールパネル、ドアスカッフプレートがカーボンファイバー製の専用デザインになっていることにあります。リアには専用の「Best Lap」ロゴも装着され、限定モデルであることを強調します。
また、オーナーには特製のギフトボックスが贈られるほか、1~99のシリアルナンバーが刻まれた金属製プレートと、ホンダロゴ入りのカーボン製キーホルダーが同梱されるなど、さまざまな“特別感”があるモデルとなっています。
イタリアでの価格は、6万3900ユーロ(約1080万円)です。
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日本では売られていない特別な“ファイナル”モデルに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「1000万円!」「そんなに高いの!」「ユーロ高とはいってもスゴい価格だ」など、約1000万円に及ぶスペシャルプライスに驚く声でした。
日本仕様は現在、通常のタイプRが499万7300円、RACING BLACK Packageが599万8300円(ともに消費税込み)となっていることから、衝撃的な価格差といえます。
ただし国内では、そもそもシビック タイプRの注文受付を一時停止しており、再開の見通しも明らかになっていない現状があります。
そのため「日本では買えない」「日本の一時受注停止はいつ終わる?」「この価格でも買う人がいそう」など、国内の現状を嘆くコメントも多く見られました。
日本では、欧州のような販売終了は発表されていませんが、いずれにせよ今後の動向が注目されるところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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