全長8.5mの「巨大サイズ」で「2人乗り」!? 5000万円級の“贅沢すぎる”キャンピングカーがスゴい! 「シャワー&トイレ」も完備のカタルゴ「Liner for two I 53L」がレベチだった
「ジャパンキャンピングカーショー2026」では、超高級なキャンピングカーの展示も。L.T.キャンパーズが展示したドイツの名門ビルダー「カルタゴ」製キャンピングカーは、まさに走る家のような豪華さでした。
走る「スイートルーム」とはこのことだ!
キャブコンやトレーラーハウス、フィアット「デュカト」ベースのキャンピングカーなどを販売するL.T.キャンパーズ(長野県諏訪市)は、「ジャパンキャンピングカーショー2026」に高級フルコンモデルを多数持ち込み、大きな話題となりました。
一概にキャンピングカーといっても、実際には様々な種類があります。
1BOXバン・ミニバンなどの車体をそのままに、車内をキャンピングカー仕様に改造した「バンコン」、1BOXバン・トラックをベースに運転台(キャブ)後部の荷台に居住スペース(シェル)を架装する「キャブコンバージョン(キャブコン)」、マイクロバスをベースとして車内を改装した「バスコンバージョン(バスコン)」、牽引式の「キャンピングトレーラー」、マイクロバスのキャブ後部にシェルを作る「セミフルコンバージョン(セミフルコン)」などが存在します。
そして、その上に位置するのが、キャンピングカー専用フレームの上にオリジナルの車体を構築する「フルコンバージョン(フルコン)」です。
現在、日本ではフルコン用フレームを作るメーカーが存在せず、またビルダーもいないため最上位クラスはセミフルコンで、フルコンは海外製モデルが担っています。
今回のJCCS2026で、L.T.キャンパーズが展示した車両の中でも大きく注目を集めたフルコンが、ドイツの名門ビルダー「Carthago(カルタゴ)」のキャンピングカー。
カルタゴは、欧州のキャンピングカー市場における最高峰のプレミアムブランドとして名を馳せています。
そして展示されていた中でもとびきりのモデルが、カルタゴのフラッグシップ「Liner-for-two I 53L」です。

まず驚かされるのが、全長8530mm×全幅2270mm×全高3090mmという、中型バス並みの大きさ。
180psを発生するフィアット製の2.2リッターディーゼルエンジンと8速オートマチックトランスミッションを組み合わせたパワートレインが前輪を駆動します。
ボディは完全オリジナルで、大きく傾斜を取ったフロント先端には広く開口部を取ったグリルが置かれ、センターには巨大な「C」マークが輝きます。
車内に入れば、あまりの高級感の高さに驚くばかり。
家具類の仕立ては極めて丁寧で、かつ大きな車体を生かして車内はゆったりとした設計が施されているため、まるで高級ホテルの一室のようです。
レイアウトも特徴的です。
車体後部には豪華なラウンジが設けられており、ここがメインのベッドに変わるのかと思いきや、主寝室はなんと運転席上部に用意されています。
ベッド展開時は運転席が完全に目隠しされ、よもやその中に運転席があるとは思わないはずです。
しかも驚くべきことに、これだけ大きな車体を持ちながら、乗車定員2名・就寝定員4名(主寝室2名に加え、ラウンジを展開して+2名)というのですから、なんという贅沢な空間でしょう。
そして注目の価格(消費税込み)は、なんと4840万円。まさに「走る一軒家」という圧倒的な存在感です。
これだけの高価格車だけに、家庭用エアコン・ヒーター&ボイラー、コンプレッサー式冷蔵庫、128Ahリチウムイオンバッテリー、走行充電システム、3000Wインバーターなど装備は充実。シャワー・トイレ・キッチンを完備しているのはいうまでもありません。
L.T.キャンパーズのスタッフに話を聞いたところ、これだけ多くの木製の調度品を多数搭載しているのに、走行中にギシギシという異音が立たないといいます。それが高品質・高価格の証なのだと感心しました。
同社では、このほかにも複数台のカルタゴ製キャンピングカーを展示していましたが、こちらもすべて超高級な車内を持ち、3000万円から4000万円台という高価格帯でした。
いつか手に入れてみたい……そう思わせる、夢あるキャンピングカーといえます。


























































