スズキ「スイフト“クーペ”」!? 3ドアの「4人乗り仕様」!? 美しすぎる「美麗」ワイドボディが超カッコイイ! 高性能そうな「スイフト ロケット GTS」のCGとは
スズキのコンパクトカー「スイフト」に、もし過激な高性能モデルが存在したら…。そんな夢を具現化したレンダリングがあります。はたして、どのような姿をしているのでしょうか。
スイフトが過激な“シューティングブレーク”に変身
メルセデス・ベンツなどの高性能モデルを手がけることで知られる、ドイツの著名なチューナー「ブラバス」。同社が展開するコンプリートカーの中でも、特に過激なモデルが「ロケット」シリーズです。
たとえば、メルセデスAMG「GT 63 S Eパフォーマンス」をベースにした「ロケット1000」は、その名が示す通りシステム最高出力1000PSを誇るモンスターマシンです。
ブラバスのそんな強烈なモデルにインスパイアされ、カーデザイナーのMridul Basist氏が作成したのが、スズキ「スイフト」をベースにした「スイフト ロケットGTS」のイメージCGです。現実には存在しないモデルですが、その完成度の高さは注目に値します。

このレンダリングのベースとなったのは、現行型のスイフトです。現行スイフトは2023年12月に登場したモデルで、歴代モデルのデザインを継承しつつ、クラムシェルボンネットなどを採用して新たなスタイルを確立。パワートレインには、新開発の1.2リッター直列3気筒エンジンに、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた仕様などをラインナップしています。
イメージCGのスイフト ロケットGTSは、そんな現行型スイフトをベースに、大胆な3ドア化を実施。フロントマスクにはスイフトの面影を色濃く残していますが、リアハッチはシューティングブレークを思わせるような傾斜の付いたものへと置き換えられており、“スイフトクーペ”と呼ぶにふさわしいスタイリングに仕上がっています。
一方で、特徴的なテールランプの意匠は活かされており、ハッチ中央のスズキエンブレムと相まって、スイフトがベースであることを感じさせます。しかし、大型のリアディフューザーと左右2本出しの大口径マフラーは、このクルマがただ者ではないことを静かに主張しています。
ボディは、コンパクトなノーマル車とは一線を画す迫力のワイドボディへと変貌を遂げています。特にフロントフェンダーは、レーシングカーのように強力なダウンフォースを発生させそうな形状に一新されました。ドアパネルが純正品だと仮定すると、片側あたり10cm前後は拡幅されているように見えます。
そして、大きく張り出したフェンダーの内部には、20インチ超と思われる大径ホイールと超偏平タイヤが収められ、低く構えたロー&ワイドなフォルムを一層強調。インテリアのCGは公開されていませんが、映像からはボルドー系の表皮が与えられたバケットシートがフロントに2脚が備わり、リアにも2つのヘッドレストが確認できるため、4人乗りの(2+2)仕様となっていることがうかがえます。
このスイフト ロケットGTSのCGが公開されると、SNSなどでは多くのクルマ好きから反響が寄せられました。「カッコイイ」「悪くない」「こんなクルマが欲しかった」といった称賛の声が多数を占め、中には「ラリーバージョンとか良さそう」と、さらなる展開を期待する声もあり、多くのユーザーに好意的に受け入れられているようです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。














































































