2025年7月24日、レクサスはフラッグシップクーペおよびコンバーチブルの「LC」と「LCコンバーチブル」の一部改良モデルを、同年8月4日に発売すると発表。

　また同時に、特別仕様車「PINNACLE（ピナクル）」を両車に設定しました。

　この新しいLCシリーズについて、SNSなどでは一体どのような評価が寄せられているのでしょうか。

　LCは、レクサスブランドを象徴するフラッグシップクーペで、2017年3月に登場。

　当初はクーペボディのLCのみ展開されていましたが、2020年6月に電動格納式ソフトトップを備えるオープンモデルも追加され、現在のラインナップが揃いました。

　フロントミッドシップレイアウトに搭載されるパワーユニットは、フラッグシップモデルらしく大排気量5リッターのV型8気筒エンジンのほか、環境性能の高い3.5リッターV型6気筒エンジン＋モーターのハイブリッド仕様も設定。

　前後サスペンションにはマルチリンク式サスペンションを採用し、駆動方式は全モデルともFR（後輪駆動）となっています。

　エクステリアデザインは同車最大の見どころと言えるもので、大胆かつエレガントなスタイリングに力強く張り出したフェンダーを組み合わせた躍動感あふれるフォルムは、他のどのクルマにも似ていない圧倒的な存在感を漂わせています。

　インテリアも先進性と精緻さを感じられる仕上がりで、操作時の所作の美しさまで考慮し、上質な空間を徹底的に追及したものです。

　ちなみにこの内装の表皮巻きやステッチは、すべて手作業で仕上げられており、全車が“匠”の技術によって完成しています。

　そんなLCに今回発表された一部改良では、ドアストライカーの構造を変更。剛性感を高めることで、操縦安定性とステアリング操作時の車両応答性を向上させました。

　これについてレクサスは、LCの当初からの開発コンセプトである「より鋭く、より優雅に」をさらに追求した一台になったと説明しています。

　また一部改良と同時に発表された特別仕様車PINNACLEは、専用の内外装を備えるとともに、走りを徹底的に磨き上げたモデルです。

　まず、専用のCFRP製「固定式リアウイング」やフロントバンパー一体成型の「バンパーカナード」、専用ブラックスパッタリングの「鍛造ホイール」などを標準で装着。

　インテリアでは、専用のスカッフプレートやセンターコンソールの専用プレートのほか、助手席インパネに専用のグラデーション刺繍を施し、特別感を演出しています。

　エンジンにはそれぞれに合わせた専用チューニングを施し、滑らかな回転フィールや加減速の応答性向上を実現しました。

　そのほかボディカラーも特別な仕様となっており、LCには日本古来の金属工芸で銀と銅の合金で仕上げた「朧銀（おぼろぎん）」を設定。

　一方、LCコンバーチブルでは、硬質なライトソリッドグレーをベースにハイライトでメタリックを感じる専用の「ニュートリノグレー」を設定します。

　このように一部改良を受けた新しいLCシリーズの車両価格（消費税込）は、LC500が1410万円から1493万円。LC500hが1455万円から1538万円、LC500コンバーチブルが1555万円。

　特別仕様車PINNACLEは、LC500、LC500コンバーチブルともに1780万円で、それぞれ100台の限定販売です。

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　この新しいLCはクルマ好きを中心にさっそく話題となり、SNSなどでは、

「もし買えるならLC500はマジで欲しい！」

「コンバーチブルも良いけどクーペが圧倒的に美しい…」

「PINNACLE専用のリアウイング、一体感が素晴らしいね」

といった高評価のコメントが寄せられました。

　またそのほかには、

「頂点を意味する“PINNACLE”ってことは、実質的にファイナルモデルなんだろう」

「新たなラグジュアリークーペの登場が今から楽しみです！」

　などの投稿も見られ、今回の特別仕様車の名前からLCのモデル終盤を予想し、早くも後継モデルについて語り合う様子も見られました。