宮城の「ネパール人男」が免許試験を“盗撮”して逮捕! 拡散され熊本で“カンニング行為”が発生し事件が発覚! 問題が多い「外免切替制度」にネット上でも不満爆発
宮城県警は2026年2月18日、運転免許の学科試験問題を撮影・拡散させたとして、仙台市に住むネパール国籍の専門学校生の男を偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。このニュースを受け、「外免切替」制度に対する不満の声も上がっています。
「漢字がよく分からなかった」外国人による学科試験中の不正行為は過去にも発生!
宮城県警は2026年2月18日、運転免許の学科試験の問題を撮影して外部に拡散させたとして、仙台市に住むネパール国籍の専門学校生の男(25歳)を偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。
これは2025年11月20日、熊本県の運転免許センターで学科試験前に、別のネパール人がネパール語で書かれた問題用紙の画像をスマートフォンで見ているのを熊本県警の職員が発見。それが宮城県の問題・解答様式だったことで上記容疑者の犯行が明るみに出たものです。
警察によると、容疑者の男は2024年12月25日、仙台市内の運転免許センターで学科試験を受けた際に何らかの方法で問題用紙を撮影したうえ、不特定の人に拡散させて宮城県警運転免許課の業務を妨害した疑いが持たれています。なお、ネパール語で書かれた試験問題には複数の種類があるということです。
2人のネパール人に面識はなく、熊本県で受験しようとしたネパール人は「友達のネパール人から画像をもらった」と話しています。警察は容疑者の男が撮影した画像が出回ったものとみて捜査を進めていますが、男は容疑を否認しています。
意外と知られていませんが、運転免許試験の際に問題を撮影する、解答を盗み見るといった不正行為をおこなうと、刑法第233条に規定する「偽計業務妨害罪」に当たる可能性があります。
これは試験の主催者を騙す行為が「偽計」、試験内容が漏えいすることによって通常業務に支障をおよぼす行為が「業務妨害」になるためです。
2023年には運転免許試験中にスマートフォンで友人に問題を送信し、解答を返信させたとして、千葉県警がインドネシア国籍の31歳の男を逮捕する事案も発生しています。男は警察の調べに対し、「漢字がよく分からなかった」などと供述したということです。

今回のニュースに関してはインターネット上で「日本語の読み書きが出来ない外国人は、免許を与えない方がいいと思います」「そりゃ事故も増える訳ですね」「外国籍の人の免許の試験は持ち物検査を厳しくし、部屋も通信ができない場所にするべき。こんなことをしている人間が生活圏の中に入り込む恐ろしさ…」など、憤りの声が上がっています。
そもそも外国人が日本で車両を運転する際には、1.日本の運転免許証または2.ジュネーブ条約に基づく国際運転免許証、3.日本と同等レベルの免許制度を有する国や地域の運転免許証(日本語の翻訳文が添付されているものに限る)を所持していなければなりません。
ただし上記2や3は基本的に有効期間が短いうえ、対象となる国や地域が限定されています。そのような事情もあり、多くの外国人は日本の運転免許証を取得するため、外国の運転免許証を日本の運転免許証へと切り替える「外免切替」の手続きをおこなっています。
外免切替の手続きは原則として書類審査、適性試験、知識確認、技能確認という流れでおこなわれ、日本の交通ルールを問う知識確認や運転技術をチェックする技能確認に合格すると日本の運転免許証が交付されます。
しかし、この手続きをめぐってはこれまでに「外国人優遇ではないか」「試験問題が簡単すぎる」「容易に日本の免許証を取得できてしまう」などの批判があがっていました。
そのため警察庁は2025年10月から、短期滞在の外国人が日本の運転免許を取得できないようにしたり、知識確認の問題数を10問から50問に増やしたりと手続きを厳格化しています。
ただし外免切替の手続きが厳格化された後も、知識確認問題は日本語以外の20もの言語に対応しています。
この現状に対しては「試験は日本語でいいだろ。標識の中には日本語が組み込まれているものだってあるんだし、日本語ができないなんて論外」「筆記試験は日本語のみでおこなわれることを望みます」「ここ日本だよ?甘くない?」といった意見が寄せられています。
※ ※ ※
X(旧Twitter)では2月24日、ラトビア人の男性が投稿した以下のポストに6万件以上のいいね(2月26日現在)が付いています。
「なんで日本人は免許取るために95問回答するのに、外国人が外国の免許から日本の免許に変更するための試験は50問だけなんだろ。一歩間違えたら誰かの命を奪う1トンの塊を動かすんだから、私ならちゃんと日本人と同じ試験を合格できる知識を備えるまで、長期的に運転をするなんて怖くてできない。」
外国人の運転免許取得のあり方については多くの人から関心が寄せられており、今後も議論を続けていくことが重要です。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。
















