マツダの新型「クロスオーバーSUV」世界初公開! 3代目に全面刷新! 見た目&中身は何が変わった? 開発陣が「CX-5」の魅力語る

マツダの欧州事業を統括する「Mazda Motor Europe(マツダ・モーター・ヨーロッパ)」は、新型「CX-5」を、現地時間の2025年7月10日に世界初公開しました。開発主査とデザイナーがその魅力を語っています。

マツダ開発陣が語る新型CX-5の「進化と継承」 スタイリッシュで使いやすいSUVへの挑戦とは

 マツダの主力車種として世界100以上の国と地域で450万台以上の販売実績を誇るCX-5。

 そのフルモデルチェンジとなる3代目が欧州で世界初初公開されました。

「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」をコンセプトに掲げる新型CX-5は、魂動デザインと人馬一体の走りという魅力を継承しながら、使い勝手と快適性を大幅に向上させたクロスオーバーSUVです。

新型CX-5の開発主査・山口浩一郎さんと、チーフデザイナーの椿貴紀さんがその魅力を語っています。

内装の質感も向上!? 新型CX-5の魅力は?
内装の質感も向上!? 新型CX-5の魅力は?

「新型CX-5を開発するにあたり、さらに愛される存在になるため、新時代の環境安全性能に対応しつつ、マツダの車づくりの思想を進化させた上、日常の使い勝手に徹底してこだわったマツダにしかできないSUVを目指しました」と語るのは、新型CX-5主査の山口氏。

 CX-5は2012年の発売以来、スカイアクティブ技術と魂動デザインを全面採用した初めての商品として、マツダのブランドイメージを世界中のお客様に届ける重要な役割を担ってきました。

 特に現行ラインアップでは2018年以降の最量販車種として、マツダのビジネスを支える柱となっています。

 開発コンセプトである「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」には、マツダの価値観が凝縮されています。

 山口氏によれば、「エモーショナル」は眺めて触れて乗ることで喜びと感動を提供する誇りあるデザイン、人馬一体の走りといったマツダの中核価値を進化させる要素を指します。

 一方「デイリーコンフォート」は多様なシーンでの快適な移動提供を実現し、スタイルと機能性の両立という難しい課題にチャレンジした部分です。

 さらに「新世代価値」として、一新されたヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)やコネクティビティ、先進運転支援システム(ADAS)などの最新技術を搭載し、安心安全かつ快適で楽しい移動体験を提供することを目指しています。

 
 新型CX-5のチーフデザイナーを務める椿氏は、新型のデザインを「正常進化」と表現します。

「CX-5らしくスポーティーかつエモーショナルなスタイリングはそのままに、室内の居住性と使い勝手を大幅に改善させました。単なる見た目のアップデートだけではなく、1つのプロダクトとして進化したデザインにしたいという強い信念を持って開発を行いました」(椿氏)

 プロポーションは特徴的で、シルエットを幾何学的に拡大させることで、スタイリッシュさと機能性の両立を実現しています。

 ボディには4本のタイヤによる踏ん張りを強調したシンプルな造形を採用。日常生活はもちろん、週末のアウトドアアクティビティからフォーマルなパーティーまで、あらゆるシーンにフィットするデザインを目指しました。

 特筆すべきは、一見シンプルに見えるボディサーフェスに秘められた「魂動デザイン」の匠の造形です。

 椿氏は「見るたびにエモーショナルな感動をもたらしてくれるはず」と自信を見せます。

 インテリアデザインでは、マツダらしい走る喜びを感じられるコックピットと、乗員がリラックスできる空間の両立を追求。

 ステアリング周辺に水平軸を感じるモチーフを配することで、車両の姿勢変化を感じやすくし、快適な運転をサポートする工夫がなされています。

 同時に、インストルメントパネルからドアトリムへと水平につながる造形により、ゆったりとした空間の広がりを演出。

 中央に配された大型ディスプレイは、乗員の移動体験をより豊かなものにするとともに、モダンな雰囲気を強調する役割も担っています。

【画像】超カッコいい! これが「新型CX-5」です!(30枚以上)

【特設サイト公開中】マツダの今を、徹底取材。

画像ギャラリー

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー