楽ナビのApple CarPlay/Android Auto対応やDAにサウンド激変の「謎の黒い箱」? さまざまなニーズに応えるカロッツェリア2025年新製品群をリアルに体験!

「カロッツェリア」のブランドでも知られるパイオニアが、今夏(2025年)発売の新商品について説明会を実施しました。「楽ナビ」「ディスプレイオーディオ」、そして「DSP」という3ジャンルの製品についてのリポートです。

幅広いラインナップで選べる楽しさを実現したディスプレイオーディオ

 続いての新商品は、近年ユーザーの需要も高まっているディスプレイオーディオの「DMH-SF600」です。

 9V型の大画面を備えながらも、本体には1DINサイズのフローティング画面を採用したことで、幅広い車種へのマッチングを可能としています。もっとも、スマートフォンとの連携が前提のディスプレイオーディオということで、Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続も可能です。

ハスラーに装着されたディスプレイオーディオ「DMH-SF600」
ハスラーに装着されたディスプレイオーディオ「DMH-SF600」

 そのため一度Bluetoothで接続登録をすれば、次回からはスマートフォンを持って車両に乗り込むだけで自動的に接続されるという利便性の高いものとなっています。

 また、ユーザーインターフェースを分かりやすいものとすべく、サクサクとした操作感はもちろんのこと、Apple CarPlayでは通常の画面のサイドにショートカットキーエリアを表示することが可能となっており、好みの操作まで最短でアクセスすることが可能となりました。

 さらにスマホ用の専用アプリ「PxLink」をインストールすれば、スマホ上にディスプレイオーディオのショートカットキーを表示できるようになり、最大40種類のさまざまな操作・設定キーを自由にカスタマイズして、より自分の使いやすいディスプレイオーディオに仕上げることが可能です。

 もちろんディスプレイ“オーディオ“というだけあって、パイオニアこだわりの高音質パーツと本格的なオーディオ調整機能を備え、手軽に臨場感ある音楽を楽しめます。拡張性も高く、さらなる高音質化やエンタメ性の向上など発展の余地がある点も魅力といえるでしょう。

【写真】手軽に音質アップ!? ナゾの「黒い箱」の正体は(14枚)

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