全長3.7m! トヨタ新型「“最小”SUV」発表! 斬新「大口顔」&走行性能強化の「スポーティモデル」! 斬新ツートンもイイ「アイゴ X GRスポーツ」欧州に登場

トヨタのイギリス法人は2025年6月1日、「アイゴX(クロス)」シリーズ初の「GRスポーツ」グレードを、同年末に市場投入するマイナーチェンジモデルに設定すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタの最も小さいSUV?

 トヨタのイギリス法人は2025年6月1日、「アイゴX(クロス)」シリーズ初の「GRスポーツ」グレードを、同年末に市場投入するマイナーチェンジモデルに設定すると発表しました。

迫力顔だけどめちゃコンパクト!
迫力顔だけどめちゃコンパクト!

 アイゴXは、欧州市場で展開されているトヨタ最小のモデルで、「ヤリス」よりも小さなAセグメントに分類される、同市場ではトヨタ最小のコンパクトカーです。

 2015年に「アイゴ」として初代が登場し、2021年のフルモデルチェンジを機にクロスオーバースタイルの「アイゴX」へと進化。高めの最低地上高や大径タイヤを採用することで、都市部での取り回しやすさと存在感を両立しています。

 ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1525mmとかなりコンパクト。

 現在のパワーユニットは1リッター直列3気筒ガソリンエンジンのみですが、年末には新たに1.5リッターのハイブリッドシステムを搭載したマイナーチェンジモデルが登場予定です。

 そのハイブリッド搭載モデルに設定されるGRスポーツは、トヨタのモータースポーツ活動を担う「TOYOTA GAZOO Racing」の世界観を反映したスポーティなグレードで、日常ユースの中にも走りの楽しさを追求した仕様となっています。

 エクステリアでは、開口部面積を拡大した専用バンパーなどで精悍さを演出。17インチのマシンカットアルミホイールやドア下部の樹脂プロテクターも専用デザインとなるほか、専用カラーとしてマスタードとブラックのツートーンが設定されます。

 インテリアは、シートがブラックとグレーの専用配色となり、ステアリングにはGRロゴが入ります。

 走行面では、ショックアブソーバーとコイルスプリングを専用チューニングするとともに、電動パワーステアリングの制御も見直すことでハンドリング性能を向上。市街地での快適性を損なうことなく、よりエキサイティングなドライビング体験を提供します。

 ハイブリッドシステムの最高出力は116馬力で、0-100km/h加速は10秒未満。スペックは標準グレードと共通ながら、専用チューニングによって操縦性や安定性を一段と高めた仕立てとなっています。発売は2025年末の予定です。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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