新車200万円で5人乗り! トヨタ「“新”タウンエース」発表! 全長4m「コンパクトバンの“大定番”」が17年目で進化! ただし「5速MTモデル」は廃止に… 一部改良モデル発売
トヨタは「タウンエースバン」の一部改良を行い、発売しました。
法規対応を実施 MTは廃止に
トヨタは2025年6月16日、「タウンエースバン」の一部改良を発表し、同日に発売しました。
どのような点が改良されたのでしょうか。

タウンエースは1976年に登場した小型ワンボックスバンです。現行型は2008年1月に発売された4代目で、ダイハツがインドネシアで生産している小型バン「グランマックス」のOEMモデルとなっています。
トヨタ「ハイエース」よりも小さなボディに積載効率の高い荷台や高い信頼性を実現し、小型バン市場では定番モデルとなっています。
ラインナップは5ドアバンに加え、小型トラックの「タウンエーストラック」も用意しています。
2020年には大規模マイナーチェンジが実施され、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能などを含めた最新の予防安全パッケージ「スマートアシスト」を搭載。LEDヘッドライト・リアコンビネーションランプを採用し、安全性能を向上しています。
また、パワーユニットを一新し、低速の扱いやすさの向上や燃費の向上などを図った新開発の1.5リッターエンジンを搭載。組み合わせるトランスミッションは4速ATもしくは5速MTで、駆動方式はFRに加えて4WDも用意しています。
なお当初設定されていた、取扱店が異なる姉妹車「ライトエース」はこのマイナーチェンジでタウンエースに統合されたほか、のちにタウンエーストラックも廃止されています。
タウンエースバンのボディサイズは、全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mm、ホイールベース2650mmです。
トヨタ広報部によると今回の一部改良は、法規対応が主な内容だといいます。具体的には、側面衝突時の乗員保護のため、パワードアロック装備車に衝撃感知時のドアロック解除機能を追加。
また、発売当初から設定されていた5速MTが廃止されています。この理由については「仕様集約のため」としています。
ラインナップは変更なく、ベーシックモデルの「DX」、カラードバンパー・ドアミラーやプライバシーガラスなどを備える上級モデル「GL」を用意。いずれも乗車定員は2名と5名を設定しています。
一部改良を行った新タウンエースバンの価格(消費税込)は200万7500円から244万2000円です。
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