ダイハツの「“高級”軽バン」に反響多数! もはや「“ミニ”アルファード」!? 上質“カクカク”デザインに「ベース車より好き」「いやシンプルがイイ」と賛否両論? 超プレミアムな「アトレー“プレミアム”ver.」に寄せられた“期待”の声とは
2022年の「東京オートサロン」で披露され話題を呼んだダイハツの軽バンコンセプト「アトレー プレミアムVer.」に対し、SNSなどには今もさまざまな反響が寄せられています。
当然「市販化される」と思っていたのに…!?
ダイハツは2022年1月開催のカスタムカーイベント「東京オートサロン2022」に、軽ワンボックスバン「アトレー」をベースにした「アトレー プレミアムVer.」を参考出品しました。
いわば「“高級”軽バン」といえる“プレミアムVer.”に対し、SNSには今も多くの声が集まっています。

現行型アトレーは、2021年12月に約17年ぶりのフルモデルチェンジを実施しました。
新開発のDNGAプラットフォームを採用し、CVTの採用やスマートアシストの搭載によって基本性能も進化を遂げています。
そんな全面刷新直後の2022年1月に、ダイハツはさっそくアトレー プレミアムVer.をお披露目しています。
もっとも目を引いたのが、トヨタの高級ミニバン「アルファード」を思わせる迫力あるフロントフェイスでした。
ブラックルーフにホワイトのボディを組み合わせた2トーンカラー、大径のメッキ&ブラックホイール、ローダウンサス、ボディ同色塗装のエアロパーツなど、メーカー製ならではの統一感と高い完成度を誇ります。
室内も、白い本革風シートカバーやブラックとホワイトの加飾などでトータルコーディネートされていました。
多くの軽自動車では、ノーマル仕様のほかに、エアロパーツや上質な内装の仕上げなどカスタマイズした「カスタム」仕様がラインナップされるのが一般的です。
アトレー プレミアムVer.についても、そうした流れに沿った王道のコンセプトモデルだとわかります。
そんなことから、多くのユーザーも当然のように「市販化も間近だ」と期待していました。
ところが3年が経過した今も、アトレー プレミアムVer.の販売はおこなわれないままです。
その理由は不明ですが、ダイハツが2023年末以降、複数車種で型式認証試験に関する不正が明らかとなったことと関連しているかもしれません。
多くの基幹モデルの生産停止や出荷停止などの対応に追われるなか、アトレー プレミアムVer.の販売計画が「中断」もしくは「とん挫」した可能性も十分にありそうです。
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そんなアトレー プレミアムVer.に対し、SNSなどには今もさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「(現行型は)ちょっとシンプル過ぎる。むしろこのくらいでちょうどイイ」「アルファードほどは派手じゃないけど十分にイイ」「(こういった仕様の設定が)ないのが不思議なくらい違和感がない」など、カスタマイズに一定の理解を示すコメントでした。
一方で「軽バンに派手さはいらない」「豪華にする意味が分からない」など、実用車に質感を求めることがまったく理解できないという意見もみられ、賛否それぞれ多くの声があるようです。
また、従来のアトレーが5ナンバー(軽乗用車区分)だったのに対し、現行型の刷新を機に4ナンバー(軽商用車区分)化した点に関連して「(アトレー プレミアムVer.を)出すなら5ナンバーワゴンにして欲しい」といった意見もありました。
ダイハツからの公式発表はありませんが、認証不正問題も解消しており、ふたたび市販化計画が動き出すことを期待したいところです。
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