スバルが「新型SUV」発表! 338馬力のパワフルユニット×ターボ車を想起させる「XT」グレード新設定! “光るエンブレム”を初採用した「ソルテラ」米国仕様どんなモデル?

スバルの米国法人は、マイナーチェンジモデルの「ソルテラ」を発表しました。SUVタイプのEVですが、どのようなモデルに進化したのでしょうか。

“光る六連星エンブレム”初採用!

 2025年5月、スバルの米国法人が「ソルテラ」のマイナーチェンジモデルを発表しました。

 ソルテラは同社が2022年から販売しているSUVタイプのEVで、日本国内でも販売されています。

 最新のソルテラとはどのようなクルマなのでしょうか。

大進化したスバル「ソルテラ」
大進化したスバル「ソルテラ」

 ソルテラはスバルが2022年に発売したクロスオーバーSUVタイプのEVです。トヨタが展開する同じくクロスオーバーSUV型のEV「bZ4X」と似たデザインをしていますが、それもそのはず。

 実はソルテラとbZ4Xは姉妹車。スバルとトヨタで共同開発をした後に、それぞれ別のデザインで発売されました。

 ソルテラのボディサイズは全長4690mm×全幅1850mm×全高1,650mm。いわゆるCセグメントクラスで、サイズ感でいえば、トヨタ「RAV4」と同程度の大きさです。

 駆動方式は前輪駆動と全輪駆動(AWD)の2タイプ。パワーユニットは高効率駆動システム「eAxle」で、前輪駆動モデルは最高出力150kW((204ps)の1XM型モーター1基、全輪駆動は最高出力160kW(218ps)の1YM型モーター2基を搭載します。

 快適な運転性を生み出すために、アクセルペダルだけで加減速できる「S PEDAL DRIVE」や、手元の操作で減速度を操れる「パドルスイッチ」を採用。

 市街地走行に最適な「ノーマルモード」、電力消費を抑えられる「エコモード」、よりダイレクトなレスポンスを愉しめる「パワーモード」といった、シーンに合わせて走りの特性を選べるドライブモードセレクト機能も備えるほか、悪路での四駆性能を高める「X-MODE」も搭載されます。

 ソルテラの外観デザインは、EVらしいグリル部分をカバーで覆ったフロントと、スポーティーなシルエットが特徴。大径タイヤの存在感が目立つサイドフォルムなど、SUVならではのたくましさを感じさせる要素もミックスされています。

 内装は上部に突き出したような個性的な形のメーターパネルが目を引きます。また、おさまりの良いシートや洗練されたパネルデザインも相まって、没入感の高い運転が楽しめるのも特徴です。

 後のマイナーチェンジでステアリングの形状が角ばった形状へと変更され、“航空機のコクピット感”がアップしました。

 2025年5月に発表された新型ソルテラは、バッテリー機能の強化(航続距離の延長や充電温度の自動制御)のほか、前後モーターの制御機能の調整、最高出力のアップなどが行われました。

 特に最高出力のアップは大きな変更点で、システム最大出力338馬力を発揮する「ソルテラ XT」というハイパワーモデルも追加するなど、従来よりも走行性能の向上が見られます。

 なお、スバルはかつて、高性能なターボエンジンを搭載するグレードに「XT」という名称を使っており、パワフルなソルテラ XTにもそういったイメージを与えたいのかもしれません。

 外観も現行型から大きく変更され、特にフロントは新設計のフロントマスクやヘッドライト、フロントバンパーに変更が加えられています。

 また、六連星イルミネーションロゴを初めて採用したのも新型ソルテラの特徴のひとつ。中身も外観も進化を遂げました。

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 新モデルが発表されて話題になっているソルテラ。日本仕様も近いうちにマイナーチェンジが発表されるのではないでしょうか。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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