日産の「“車中泊専用”バン」がスゴすぎた! めちゃ快適「木目オシャレ空間」に180cm超え「巨大ベッド」装備! 新たな「マイルーム」シリーズで実際に「寝てみた」印象は?
日産が2024年12月に発売した「NV200バネット マイルーム」は、まるで「お部屋」のような室内空間が特徴の車中泊モデルです。その使い勝手について、車中泊を95日「連泊」しながら日本一周した経験のある筆者(黒木美珠)がレポートします。
「NV200バネット」と「キャラバン」、ふたつの「マイルーム」はどう違うのか
日産の小型商用バンをベースに、車中泊も可能な室内空間をつくりあげた「NV200バネット MYROOM(マイルーム)」。
まるでお部屋のような内装が魅力的ですが、使い勝手はどうなのでしょうか。
車中泊を95日「連泊」しながら日本一周した経験のある筆者(黒木美珠)が、実際に「泊まって」みた印象について紹介します。
![もはや「お部屋」!!「“車中泊専用”バン」のベッドルームがスゴすぎた![写真は「NV200バネット マイルーム」と筆者の黒木美珠さん]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/06/20250606_NISSAN_NV200-MYROOM_KUROKI_001.jpg?v=1749194156)
2024年12月に発売されたNV200バネット マイルーム(以下、NV200 マイルーム)は、日産の小型商用バン「NV200バネット」をベースに、メーカーが手がけた純正車中泊仕様のクルマです。
ボディサイズは、全長4400mm×全幅1695mm×全高1870mm。最小回転半径は2WDモデルが5.2m、4WDモデルが5.4mと、取り回しにも優れたコンパクトな設計となっています。
専用ボディカラーは全4色が設定されており、なかでも専用色の「サンドベージュ/ホワイト2トーン」は、落ち着きと温かみを両立させた配色です。
また特別装備としてブラックスチールホイールとブラックセンターキャップが装着され、標準車とは異なる存在感を演出します。
一方、先行して2023年より発売されている「キャラバン」をベースにした「キャラバン マイルーム」は、全長4695mm×全幅1695mm×全高1975mmと、NV200 マイルームと比べて全長が295mm、全高が105mm大きく設計されています。
これにより車内空間にはより一層のゆとりが確保され、車中泊時の快適性が高められています。
2モデルの室内空間については後ほど改めて紹介しますが、そんなボディサイズの違いだけではなく、運転時の感覚は両車で大きく異なります。
NV200 マイルームはエンジンをボンネット内に収めるレイアウトで、一般的なミニバンに近いドライブフィールを実現しています。
これに対してキャラバン マイルームは、運転席の下にエンジンを配置する「キャブオーバー型」構造を採用しており、前輪が座席の下にある独特の感覚と、高めのアイポイントが特徴です。
通常の乗用車に慣れているドライバーにとっては、運転感覚の違いに最初は戸惑うかもしれません。
筆者もそのひとりでしたが、ロングドライブをしているうちに慣れてきたのも事実です。
とはいえ購入を検討する際には、(マイルームでなくても)キャラバンの試乗車やレンタカーなどを借りて、試してみることをオススメします。
女性ならば、多少の狭さでもいけると思うけど、成人男性で試して貰わないと狭さの加減が良く解りません。また、「「ドライブモード」」って記述が有るけど、走行中でも使って良い仕様なのでしょうか?!肝心なことが抜けまくって居るような気がします。