スバル「新型SUV」驚異の進化とは!? 3年ぶり“大刷新”で “338馬力”の「スポーティモデル」爆誕!? 初の「光る“六連星”」&斬新「ツルツル顔」の米国「ソルテラ」のスゴさとは

スバルの米国法人は、2025年4月のニューヨーク国際オートショーにて、マイナーチェンジを遂げた新たな2026年モデルの電動SUV「ソルテラ」を世界初公開しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

2026年モデルの電動SUV「ソルテラ」とは

 スバルの米国法人は、2025年4月16日に開催の「ニューヨーク国際オートショー」にて、マイナーチェンジを遂げた、新たな2026年モデルの電動SUV「ソルテラ」を世界初公開しました。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。

2026年モデルの電動SUV「ソルテラ」
2026年モデルの電動SUV「ソルテラ」

 スバルの電動SUV「ソルテラ」は、スバル初のグローバル市場向けBEV(バッテリーEV)として2022年にデビューしました。

 トヨタとの共同開発によって誕生したモデルで、トヨタでは「bZ4X」としてラインナップされています。

 BEV専用プラットフォーム「e-Subaru Global Platform」を採用し、ステアリング操作に対してリニアに反応するスバルらしい動的質感の高い走りと運転の愉しさ、そして実用性を備えたモデルとして好評を博します。

 2023年5月にはソフトウェアアップデートが実施され、急速充電の回数や充電速度の性能向上、およびメーター表示(航続距離・充電容量)について改良を行うなど、実用性がより高められていました。

 また2023年10月に発表された一部改良では、先進安全機能である「SUBARU Safety Sense(スバルセーフティセンス)」が機能拡充されています。

 さて、そんなソルテラが大幅改良を経た「2026年モデル」へ進化することとなりました。

 BEVとして、電気系や駆動系がさらに強化されています。

 まずは新設計となる74.7kWhリチウムイオンバッテリーを搭載。航続距離は285マイル(約458km)を達成しています(従来比で25%以上アップ)。

 また「バッテリープリコンディショニング機能」を採用。充電ステーションへ向かう際に、充電に最適な温度へと自動制御が行われる仕組みで、寒冷地でもスムーズな充電が可能となるメリットがあります。

 充電性能も強化。入力は「最大150kW」に対応し、急速充電に対応。最速で10%→80%充電が「約35分」で完了するパワフルチャージです。

 これを実現するよう、標準装備のNACS(North American Charging Standard)ポートにより、北米地域の1万5000基以上のテスラスーパーチャージャーが利用可能。家庭用ではレベル2までの充電に対応可能となっています。

 駆動系には新設計の「前後独立モーター」を導入。新開発のコントローラーによって前後モーターを統合制御し、路面状況に応じて最適な駆動力配分が可能となり、AWDとしての性能がさらに向上しています。

 パワーユニットは標準仕様でもさらに出力向上した合計233PS発揮。高出力仕様「ソルテラ XT」ではさらに前後モーターを強化することで合計338PSを発揮。0-96km/h加速は驚異の5秒未満とされます。

 さらにSUVならではの走行性能を強化するため、スバル独自の「シンメトリカルAWD」と「X-MODE デュアルモード」を搭載し、雪面や泥路面など走行シーンごとに切り替わって対応します。

 加えてグリップコントロールとヒルディセントコントロールも採用。最低地上高は8.3インチ(約211mm)と、小型電動SUVとしてはクラス最高水準のスペックです。

 外装の特徴は、スバルEVとして初となる「六連星イルミネーションロゴ」が登場。

 さらにヘッドライトやフロントバンパーも新設計となり、リアも新導入のガーニッシュやスポイラーでイメージ変化だけでなく、空力性能などもアップしています。

 内装では、水平基調の落ち着いたダッシュボードのデザインを採用し、さらにメタリック加飾で上質感を演出。

 さらに「14インチ新型タッチディスプレイ」を採用し、前席には15W出力のワイヤレス充電器、助手席側にはスマートフォンを固定できる「充電用クリップ」も装備。後席にも高出力のUSB-Cポートが標準装備されます。

 乗り心地を高める装備として、新たに運転席のシートクッションに、太ももを支える構造を採用。また風切り音を低減するため、車体側面やルーフに新たな空力処理が施されています。

 安全装備では、最新の「アイサイト」ドライバーアシスト技術を全車に標準装備。

 プリクラッシュブレーキ、ブラインドスポットモニター、レーンチェンジアシストに加え、フロントクロストラフィックアラート、パノラミックビューモニター、渋滞時アシスト(トラフィックジャムアシスト)、高度なアダプティブクルーズコントロールなどが含まれています。

 販売価格や、詳細はのちほど発表予定。発売時期は、2025年後半となっています。

 なお、日本においてはトヨタのbZ4Xの大幅改良モデルが発表されており、2026年春に発売を予定しています。ソルテラもこれと同時期で販売される可能性が高そうです。

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