ダイハツ斬新「9人乗りバン」に注目! 全長4m“ちょうどいいボディ”&「対面シート」採用! 「窓なし仕様」もあるラインナップ豊富な「グランマックス」インドネシア仕様とは?
日本市場で人気を博しているコンパクトミニバン。一般的には、2列シート4人及び5人、3列シート6人または7人のレイアウトが採用されています。そんななか、ダイハツには9人乗車が可能なモデルも存在しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
小さいボディに9人も乗れる!
2025年4月の新車販売台数ランキングで、トヨタ「シエンタ」が3位、ホンダ「フリード」が4位にランクインするなど、日本市場ではコンパクトミニバンがファミリー層を中心に高い人気を誇っています。
これらのコンパクトミニバンでは、2列シート4人及び5人、3列シート6人または7人のパッケージが採用されるのが一般的ですが、ダイハツには斬新なシートレイアウトを採用し9人乗車が可能なモデルも存在しています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

そのモデルとはダイハツ「グランマックス」です。
同車は2007年にインドネシアでデビューした商用バンで、2008年にはトヨタ「タウンエース」や「ライトエース」として日本市場にも導入されました。
そして、2020年にはダイハツからも「グランマックス」という名前で発売されたものの、2024年10月下旬をもって現行モデルの生産を終了したことが、ホームページ内でアナウンスされています。
ボディサイズは、全長4045mm×全幅1655mm×全高1900mm-1930mmで、コンパクトな外形ながらも十分な室内空間を確保。
またインドネシア仕様におけるボディタイプとしては、窓がない商用特化の「ブラインドバン」、商用から乗用まで幅広い用途で使える「ミニバス」、ボディ後方に荷台が付いた「ピックアップ」の3種類がラインナップ。
特にミニバスでは、最大9人を乗せられる仕様も存在。
なんと2列シートにくわえて、車内の左右にシートを配した対面式を採用しています。
この仕様は、地域の公共交通手段として利用されることが多く、特に混雑した都市部で重宝されているといいます。
外観はタフなデザインのフロントバンパーや14インチのホイールを装備し、最低地上高が日本仕様よりも15mm高く設定されているのが特徴です。
そのため、水たまりや舗装されていない道路でも安定した走行性能を発揮し、悪路での走行能力が向上しています。
内装にも工夫が施されており、たくさんのカップホルダーや収納スペースを設置。
実用性を重視した設計がなされており、商用車としての利用が考慮されたパッケージとなっています。
パワートレインには、最高出力88馬力、最大トルク115Nmを発生する1.3リッター直列4気筒エンジン(K3-DE)と、最高出力97馬力、最大トルク134Nmの1.5リッター直列4気筒エンジン(2NR-VE)の2種類を設定。
どちらのエンジンにも5速MTが組み合わされており、ダイレクトな運転感覚を提供します。
また、1.5リッターエンジン搭載モデルには、電子パワーステアリング(EPS)が装備されており、狭い道や駐車場での取り回しがしやすくなっているのもポイントです。
なおグランマックスの価格は、1億7590万ルピア(約155万円)から2億885万ルピア(約184万円)となっており、非常に手ごろな価格帯も魅力の1つといえるでしょう。
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