「持続可能な社会」実現へ部品サプライヤーはどう動く? 「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」 東海理化/アイシン/二テラ
アイシン「FR 1モーターハイブリッドトランスミッション」
アイシンブースは、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する「電動化」と、乗車前から降車後まで安心で快適な移動空間を提供する「安心・快適・利便」という2つのテーマを軸にしていました。
なかでも初日から最も注目されていたのが、今回初展示となった「FR 1モーターハイブリッドトランスミッション」です。

これは既存の8速・10速の縦置きトランスミッションに駆動用の1モーター+クラッチのハイブリッドモジュールを組み合わせたもので、トルクコンバーターを省略せずに残したまま、エンジン切り離し用の1クラッチを搭載。特に北米市場などで要望の多いという高いトーイング(けん引)性能を持たせながら、燃費向上とトルクフルな走りとダイレクトな変速を両立させています。
大型SUVやピックアップトラックの燃費改善へ
今回展示されていたのは8速ATをベースにしたもので、ミッションやモーターの内部が確認できるカットモデルということもあって、ブース内でも終日多くの人の目を引いていました。

さまざまな機構を持ちながら、従来のトランスミッションとの搭載互換性を持たせ幅広い車種への搭載を可能にしたレイアウト性の高さと、大トルクにも対応できる冷却性能を両立させており、大型SUVやピックアップトラックなどの走行性能向上と燃費改善を大きく担う製品です。









































