日産が「新型マイクラ」を世界初公開! 8年ぶり“全面刷新”で全長4m切り軽量ボディ×「斬新ヘッドライト」採用! 「マーチ」の系譜を持つ「5ドアコンパクト」25年に欧州発売へ
日産は新型「マイクラ」を世界初公開しました。2025年後半に欧州で発売します。
日産の代表的コンパクト「新型マイクラ」登場へ
日産は2025年5月21日、新型「マイクラ」を世界初公開しました。2025年後半に欧州で発売します。
一体どのようなモデルなのでしょうか。

マイクラは1982年に登場したエントリーコンパクトカーです。40年以上にわたり、日産を代表するモデルとしてラインナップされています。
なお日本でも4代目までが「マーチ」の名称で2022年まで販売されていましたが、以後は海外専用モデルとして別の系譜を歩んでおり、2017年にデビューした5代目も2023年7月に生産終了しています。
今回2年ぶりに復活を遂げて登場した新型は6代目で、シリーズ初の電気自動車として展開されます。
ボディサイズの詳細は明らかにされていないものの、4mを切る全長、1.8m未満の全幅、2.54mのホイールベースとし、狭い道路や渋滞などの都市部の道路環境にフィットするサイズを実現。
また、長いホイールベースにより室内空間の確保とダイナミックなスタンス、326リットル(VDA法)ものラゲッジスペースを確保しました。
デザインは歴代マイクラの、スタイリッシュで気取らないというコンセプトを踏襲。プレミアムな仕上げとSUV風のデザインを組み合わせ、個性的なスタイリングとしています。
フロントフェイスではアイコニックな突き出たヘッドライトを採用。テールランプは円形状のエレメントを用い、シンプルながらも華やかデザインにまとめています。足元は18インチの大径ホイールを全グレードで標準装備しています。
ボディカラーは14種類の外装色を展開。シンプルなモノトーンに加え、黒またはグレーのルーフと組み合わせる2トーンも設定し、個性的なスタイリングを引き立たせています。
インテリアは歴代共通のテーマである、シンプルで控えめでありながらも優雅さを感じるデザインを踏襲。前席の収納スペースには富士山のモチーフを採用するなど、日本らしさも取り入れました。
走行性能では低位置のバッテリー搭載やストラット式(フロント)/マルチリンク式(リア)サスペンションの採用などにより、優れた走行性能とクラストップの乗り心地を実現したといいます。
ボディはわずか1400kg(高性能モデルでは1524kg)とライバルモデルよりも徹底した軽量化を図っており、高効率と優れたハンドリングをもたらします。
パワーユニットは2タイプで、最大出力90kW(約122馬力)・最大トルク225Nmのモーターと40kWhのバッテリーを組み合わせる標準モデル、最高出力110kW(約150馬力)・最大トルク245Nmのモーターと52kWhのバッテリーを組み合わせる高性能モデルを用意。
一充電航続可能距離(日産社内値)は標準モデルが308km、高性能モデルが408kmを実現。バッテリーは急速充電に対応し、15%から80%までの充電時間は30分です。
このほか、バッテリーの温度を最適化する加熱・冷却機能や、外部に電源を供給するV2L(vehicle-to-load)にも対応しています。
先進機能では、「プロパイロットアシスト」などを搭載し安全性を高めたほか、Googleサービスを備えた「ニッサン コネクト」を採用することで、最新のコネクテッド機能を利用することができます。
詳細なスペックや価格などは、2025年後半の発売付近でアナウンスされるものとみられます。
Writer: くるまのニュース編集部
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