約265万円! ホンダ「シティ」がスゴい! 全長4.4m級で「ちょうどイイ」サイズの5ドア車! 俊足“VTECターボ”&4ドアセダンもある「“最新”コンパクトカー」とは
ホンダのコンパクトカー「シティ」は、海外では今も販売を継続しています。どのようなクルマに進化したのでしょうか。
かつての「トールボーイ」は海外で胸アツなホットハッチになっていた!?
日本では1995年に終売となってしまったホンダのコンパクトカー「シティ」ですが、海外では刷新を繰り返しながら今も販売を継続しています。
国内での終売から30年、超絶に進化した現在のシティの姿について紹介します。

日本では2代目で販売終了となったシティですが、海外市場ではその後も販売が継続されており、現行モデルは2019年にデビューした7代目です。
世界60以上の国と地域で販売され、その約7割がアジアやオセアニア地域で販売されているといいます。
初代モデルからのグローバル累計販売台数は400万台を超え、ホンダのなかでも重要な世界戦略モデルのひとつに成長していました。
現行型シティは、5ドアハッチバックに加え4ドアセダンがラインナップされます。
ボディサイズは、セダンが全長4580-4589mm×全幅1748mm×全高1467-1480mm。ハッチバックが全長4350-4369mm×全幅1748mm×全高1488-1501mm。ホイールベースはともに2589mmです。
ハッチバックのほうが全長で230mm短く、全高は20mmほど高くなっています。
ちなみに国内のコンパクトカー「フィット」(全長3995mm×全幅1695mm×全高1515-1540mm)よりも大柄なのもちょっと意外なところかもしれません。
そんなシティの最小回転半径は5.0m。フィット(最小回転半径4.9m-5.0m)とほぼ同等で、ボディサイズのわりに小回り性能も優れていることがわかります。
2024年2月にマイナーチェンジを受けており、パワートレインは、セダンもハッチバックも、1リッター直列3気筒 VTECターボエンジン(最高出力122PS・最大トルク173Nm)と、1.5リッター直列4気筒i-VTECエンジン(最高出力98PS・最大トルク127Nm)に駆動用モーター(最高出力109PS、最大トルク253Nm)を組み合わせたハイブリッド「e:HEV」の2種類。
トランスミッションは、ターボ車にはCVT、ハイブリッド車にはE-CVTが組み合わされ、マニュアル仕様はありません。
カタログ燃費は、ターボ車が23.8km/L、ハイブリッド車が27.8km/Lと、どちらもなかなかの低燃費です(タイ仕様)。
衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール(ACC)、レーンキープアシスト(LKAS)、レーンデパーチャーワーニング(LDW)などを含む「Honda SENSING」は全車標準装備。
Apple CarPlayやAndroid Autoとワイヤレスで接続できる8インチタッチスクリーンオーディオシステムも搭載され、後部座席用のType-C USBポートもしっかりと搭載されるなど、最新アイテムも充実しています。
グレード構成は、ガソリンターボ車がベーシックな「S」と中間の「V」、上級の「SV」、スポーツ仕様の「RS」の4グレード。
ハイブリッド車が「e:HEV SV」と「e:HEV RS」の2グレードです。
なかでもRSには、最新のフロントグリルデザインや大型ヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、ブラック塗装のフロントバンパー加飾、一部カーボン模様パーツが採用されるなど、スポーティさに溢れています。
リアにもアンダーディフューザーやリアスポイラー、LEDテールライトが装着されており、スポーティで若々しい印象です。
また15インチタイヤと16インチタイヤには、2トーンカラーのホイールも組み合わされます。
インテリアはブラックを基調にレッドの差し色を施したスポーティなデザインで、ステアリングホイールやドアトリム、シフトノブカバー、センターコンソールにも、赤い刺繍が施されています。助手席側前のダッシュボードにも、レッドの加飾パーツが施されています。
最近は日本で発売してない車種の紹介ばかり。
モデルチェンジが待ち遠しい‼️