439万円から! 斬新マスクの「“3列7人乗り”ミニバン」がスゴい! 全長4.7mの「ちょうどイイサイズ」に“スライドドア”を採用! 5人乗りもあるシトロエン「ベルランゴ」とは
かつて2回連続で「5時間半で完売」という伝説を残したシトロエン「ベルランゴ」。2024年10月に登場した最新モデルは、デザインも機能も大幅に進化しています。はたして、その実力はどれほどのものなのでしょうか。
顔も中身も別物に! 家族に優しい「最強の遊びグルマ」へ進化
日本におけるシトロエンのイメージを一変させた立役者、それがMPV(マルチ・パーパス・ビークル)の「ベルランゴ」です。

初代モデルの誕生は1996年にまで遡ります。当初から広い室内と使い勝手の良さで欧州では定番でしたが、日本でその名が一躍轟いたのは、現行型となる「3代目」が上陸してからでした。
2019年10月の日本導入時(デビューエディション先行予約)、オンライン受付が開始されるやいなや、2回連続でわずか5時間半で完売。この異例の事態は、日本のミニバン市場に新たな選択肢が求められていることを証明しました。
あれから5年。2024年10月4日に発売された最新の改良モデルは、その人気を盤石にするための「本気の進化」を遂げています。
最大の変化は、一新されたフロントマスクです。
シトロエンの創業時のロゴを現代的に解釈した新しい「オーバル型エンブレム」を日本で初採用。ヘッドライトも「3つの光のセグメント」を持つ最新のデザインコードへと刷新されました。
これは単なる化粧直しではなく、次世代のブランドアイデンティティを体現したものであり、よりモダンで力強い存在感を放っています。
ドアを開ければ、そこにはデジタル化された最新のコックピットが広がります。
メーターパネルは「デジタルインストルメントパネル」へと進化し、中央のタッチスクリーンも10インチに拡大。アップルカープレイやアンドロイドオートにも対応し、現代のデジタルライフスタイルにシームレスに溶け込みます。
そして見逃せないのが、「アドバンストコンフォートシート」の初採用(一部グレード)です。
クッション材を増量したこのシートは、まるでリビングのソファのような座り心地を実現。長距離ドライブでも疲れにくく、家族での帰省や遠出の際も、乗員全員が快適に過ごせるという大きなメリットをもたらします。
そもそもベルランゴは、シトロエンが「LAV(レジャー・アクティビティ・ビークル)」と定義する通り、遊びの道具としての機能性が追求されています。
ボディサイズは全長4405mm×全幅1850mm×全高1830mm(5人乗り)と、日本の道路でも扱いやすいサイズ感。そこに、定評のある1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しています。
最高出力130馬力・最大トルク300Nmという力強いスペックを、8速AT(EAT8)で前輪(FF)に伝達。低回転から湧き上がるトルクのおかげで、荷物を満載してもグイグイ走ります。
さらに、WLTCモード燃費は18.1km/Lと経済性も優秀。軽油の安さも相まって、ランニングコストを抑えられるのも嬉しいポイントです 。
もちろん、独自の収納装備も健在です。
天井収納「モジュトップ」にキャンプ道具を詰め込んでフィールドへ繰り出すもよし、週末のショッピングモールで大量の買い物を飲み込むもよし(5人乗りには標準装備、ロング・7人乗りでは一部グレードで装備)。
また、収納は20カ所以上、先進機能では、レーンポジショニングアシストを追加、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)にアップグレードしています。
国産ミニバンとは一味違う、道具としての機能美と遊び心が、オーナーのライフスタイルを彩ります。
また、より多くの荷物や人を乗せたいユーザー向けに、3列シート7人乗りの「ベルランゴ ロング」もラインナップされています。
こちらは全長4770mmとショートボディ比で365mm長く、3列目シートを外せば長尺物の積載も可能です。ライフスタイルに合わせてボディタイプを選べるのも、ベルランゴの大きな魅力といえるでしょう。
気になる価格(消費税込)は439万円から。昨今の国産ミドルサイズミニバンの上位グレードと比較しても、十分に競争力のある設定です。
「人とは違うクルマに乗りたいけれど、実用性は犠牲にしたくない」。そんなわがままな願いを叶える「最強の遊びグルマ」。新型ベルランゴは、間違いなく“買い”の一台といえるでしょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


































