約265万円! ホンダ「シティ」がスゴい! 全長4.4m級で「ちょうどイイ」サイズの5ドア車! 俊足“VTECターボ”&4ドアセダンもある「“最新”コンパクトカー」とは

ホンダのコンパクトカー「シティ」は、海外では今も販売を継続しています。どのようなクルマに進化したのでしょうか。

「RS」よりもスポーティな「シティ DRIVAL」とは

 筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)が、2025年3月26日から4月6日までタイのバンコクで開催された「バンコク国際モーターショー」に訪れた際には、RSよりもさらにスポーティにアップデートされた「DRIVAL」というシティハッチバックの限定車が出展されていました。

「RS」よりもスポーティな「シティ DRIVAL」!
「RS」よりもスポーティな「シティ DRIVAL」!

 限定車はフロントからリアエンドまでDRIVAL専用のエアロパーツを装着しているほか、アウタードアハンドルやルーフもブラック塗装され、DRIVALロゴも装着した特別な装いとなっており、来場者の注目を集めていました。

 タイでは、ガソリンターボ車が59万9000バーツ~74万9000バーツ(約265万円~331万円)、ハイブリッド車が72万9000バーツ~79万9000バーツ(約322万円~353万円)で販売されています。

 そして限定車のDRIVALは、シティシリーズ最高額となる82万9000バーツ(約367万円)とのこと。

 この価格差でこれだけ胸アツなモデルが手に入るのなら、ぜひとも手に入れたいところではないでしょうか。

※ ※ ※

 日本にはいま「ホットハッチ」と呼べる手ごろな価格帯のスポーティなコンパクトカーは、ほとんどありません。

 タイは日本同様に右ハンドル・左側通行の国ですから、輸入するハードルもそこまで高くないでしょう。

 ぜひとも日本でも、シティ“DRIVAL”を投入してほしいもの。その際には6速MTモデルも追加して欲しいものです。

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Writer: 吉川 賢一

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

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