トヨタ新「カローラ“スポーツ”」発表! ガソリン車“廃止”で全車「ハイブリッド」に!? デビュー7年目の“改良点”とは

2025年5月9日、5ドアハッチバック車「カローラスポーツ」の一部改良を実施しました。装備を充実させたほか、パワートレインをハイブリッド1本に統一しています。

装備面での改善も実施

 トヨタは2025年5月9日、「カローラスポーツ」の一部改良を実施し、同日より発売を開始しました。

一部改良でどこが変わった!?
一部改良でどこが変わった!?

 カローラは、1966年に初代モデルが誕生して以来、世界150以上の国と地域で累計5000万台以上が販売されてきたトヨタの世界戦略モデルです。

 世代を重ねていくごとに、国や地域に応じた多彩な仕様が設定されるようになりましたが、2019年にデビューした12代目となる現行型カローラは、世界共通のグローバルモデルとして刷新されました。

 新世代のTNGA(Toyota New Global Architecture)「 GA-C」プラットフォームをベースに、いちから開発されています。

 そのうちカローラスポーツは、シリーズの先陣を切って2018年6月に登場した5ドアハッチバックモデルです。

 車載通信機DCMを全車に標準装備した「コネクティッドカー」として、新たなモビリティライフを提案するとともに、新開発プラットフォームなどがもたらす「乗って楽しい」上質な走りと乗り心地、そしてスポーツなエクステリアデザインなどを特徴とします。

 ボディサイズは、全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mm、ホイールベース2640mmです。

 カローラスポーツ発表後、続々とラインナップを拡大していった12代目カローラですが、今回改良が実施されたのはそのうち「カローラ」(セダン)、「カローラツーリング」(ワゴン)、そしてカローラスポーツの3タイプです。

 カローラスポーツでの大きな変更点は、まずパワートレインが1本化されたことが挙げられます。

 2018年のデビュー当初は、1.2リッター直列4気筒ガソリン直噴ターボ車と、1.8リッターハイブリッド車の2つのパワートレインでした。

 しかし2022年の一部改良で、ガソリン車は性能を強化した2リッター直列4気筒のガソリン「ダイナミックフォース」エンジンに替わったほか、ハイブリッド車も電動パワートレインを刷新して出力を向上した改良版が搭載されています。

 そして今回の一部改良ではガソリン車をラインナップから外し、ハイブリッド車に1本化しました。

 これについてトヨタは、「カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みのひとつ」だと説明します。

 また従来メーカーオプションだった機能・装備を標準設定とし、商品力を向上しました。

 具体的には、「G“Z”」グレードに「ドライブレコーダー 前方」+「バックガイドモニター (簡易録画機能付)」、「デジタルキー」、「ステアリングヒーター」、「ディスプレイオーディオplus」を、「G】グレードに「ブラインドスポットモニター」+「安心降車アシスト」、「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」、「LEDフロントフォグランプ」を、それぞれ標準装備化しています。

 このほか、メーカーオプションの「アクセサリーコンセント」を選択した際に、「給電アタッチメント」を標準装備としました。

 新たなカローラスポーツの車両価格(消費税込み)は、248万1600円から317万200円です。

【画像】超カッコいい! これがトヨタの新しい「カローラスポーツ」です! 画像で見る(30枚以上)

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

画像ギャラリー

【2025年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー