運転中に「猛烈な睡魔…」急な「緊急事態」に何をすべき? ひとまず「切り抜ける」ための“裏ワザ”とは
渋滞の高速道路を運転中に襲ってくる突然の眠気。どのように対処すれば、安全に走行を続けられるのでしょうか。
ただちに「休憩をとる」のが大前提だけど…「そうはいかない場合」どうする?
高速道路を運転中、急な眠気に襲われたことはありませんか。
ただちにクルマを停められない状況で、どのように対処するのが良いのでしょう。
![運転中に「猛烈な睡魔!」どうすればイイ!?[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/03/20240328_Drive_Accident_Traffic_AdobeStock_276604490.jpg?v=1711591619)
クルマを運転しているとき、なかでも高速道路や渋滞時など景色の変化が乏しい状況では、突然強烈な睡魔に襲われることがあります。
この「高速道路催眠現象(正式な医学的・心理学的診断名ではない)」は、長時間同じ姿勢で運転し続けることによる脳の覚醒度低下が原因とされ、極めて危険な状態を招く可能性があるため、適切な対策が必要です。
まず、最も効果的な睡魔対策は「安全な場所に停車して仮眠を取る」ことです。
15分から20分程度の短時間仮眠が理想的で、それ以上長く寝てしまうと睡眠リズムが乱れ、逆に起きにくくなります。
仮眠の直前にコーヒーなどカフェインを摂取しておくと、目覚めるころにカフェインが効き始め、よりスッキリと起きられるとされています。
しかし渋滞中などでただちに停車できない場合には、応急的な眠気対策が必要です。
まずは、体に刺激を与える方法が考えられます。
たとえば冷房を最低温度に設定して体を一気に冷やす、メントール入り目薬を使用するといった対処策が思い浮かびます。
また大声で歌う、口を大きく動かすといった動作でも脳を活性化でき、眠気を一時的に飛ばすことが可能です。
さらに、「顎や頬を動かす」という観点からは、ガムやスルメ、種付き干し梅など噛み応えのあるものを食べるのも効果的です。
ただし、食べ過ぎて満腹になると逆に眠気を誘うため、適量に留めることが重要です。
他にも、息を限界まで止め、その後深呼吸することで脳に酸素を一気に送り込み、覚醒を促すテクニックもあります。
眠気防止ドリンクやカフェイン錠剤も一つの手段ですが、体質によって合わない場合もあるため、過信せず最終手段として考えた方が良いでしょう。
また、眠気覚ましにはツボ押しも有効とされています。頭頂部の「百会(ひゃくえ)」を親指で力強く押すと、スッキリ感を得られることが期待できます。
加えて、同乗者がいる場合は会話をしたり、軽く体を叩いてもらうことも眠気防止に役立ちます。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。