日産「新型4人乗り“超高級”ミニバン」登場か!? VIPも大喜びな「2人掛けシート」で超贅沢! 20年以上続く「ファーストクラス仕様」は新型「エルグランド」でも設定されるのか
2025年4月22日、日産は次期型「エルグランド」を先行公開しました。今回で4代目となる高級ミニバンですが、初代から続くVIP仕様が継承されるかについても大いに期待が高まっています。
25年以上前から3世代にわたって続く「エルグランド“VIP”仕様」とは
日産は2025年4月22日、新型「エルグランド」(4代目)のティザー画像を初公開しました。およそ15年ぶりのフルモデルチェンジだけに、すでに大きな話題を呼んでいます。
そんなエルグランドには、これまで3世代にわたって2列シート・4人乗りの超豪華仕様が用意されてきました。果たして次期型にも継承されるのでしょうか。
![2023年3月、日産 内田 誠CEO(当時)に納車された「エルグランド VIP 移動会議室」特別仕様車[日産公式SNSより]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/03/20230331_NISSAN_ELGRAND_VIP_Web_MTG_001.jpg?v=1680255043)
初代エルグランドは、1997年5月に高級ミニバンの元祖として登場しました。
日産車のカスタムカーを手掛けるオーテックジャパン(現:日産モータースポーツ&カスタマイズ/以下NMC)は、登場からわずか8か月後の1998年1月に、日産と共同開発で「エルグランド ロイヤルライン」を発表しています。
通常のエルグランドは、大柄なボディを最大限に活かした3列シートレイアウトで、ゆとりのある室内空間を特徴とします。
しかしエルグランド ロイヤルラインはそのゆとりのほとんどを後席に費やす、とびきり贅沢な仕様としました。
後部座席は、航空機のファーストクラスを思わせる専用の電動VIPシートを2つ揃えた4人乗り仕様とし、フロントシート後部には大型のキャビネットを装備しています。
右側の座席は執務席とされ、ノートパソコンを設置できる電源付きのケーブルや書類収納スペース、ビデオデッキに後席専用オーディオが備わります。
一方、左側の座席はVIPがくつろぐための席という位置づけ。テレビやフットレストが揃い、オプションでオットマンやシートヒーター、本革シート仕様も設定できました。
後部の荷室部分はパーティションで客室内と仕切られていたほか、各部の遮音材も加えられ静粛性にも配慮。
さらに快適な乗り心地にチューニングされた専用の足回りセッティングが与えられるなど、すべてが特別な仕立てとなっていたのです。
同様の2列シート・4人乗りの超豪華仕様は2代目、そして2010年登場の3代目(現行型)でもラインナップされています。
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