トヨタ“最新”「ランドクルーザー300」がスゴイ! “指紋ロック”&“スマートロック”搭載で盗難対策が激変! ハイテク化した「本格派SUV」何が変わった?
トヨタは、ランドクルーザー300の新たな一部改良モデルを発表しました。どこが変わったのでしょうか。
新「ランドクルーザー300」の改良内容とは
2025年3月24日、トヨタはフラッグシップSUV「ランドクルーザー300」の新たな一部改良モデルを発表しました。

ランドクルーザー300は、トヨタを代表する本格SUVとして世界中で高い評価を受けているモデルです。そのルーツは1951年登場の「トヨタ・ジープBJ型」にさかのぼり、頑丈で信頼性の高い4WD車として長年にわたり支持され続けてきました。
2021年に登場した現行のランドクルーザー300は、新時代のランドクルーザーとして大きな注目を集めました。
今回の一部改良では、法規対応をはじめとしたアップデートが施され、安全性と利便性の向上が図られています。
まず、安全装備として衝突被害軽減ブレーキ機能が強化され、自転車運転者への対応範囲が広がりました。さらに、イベントデータレコーダーへの対応やサイバーセキュリティ対策の強化により、車両全体の安全性が大きく向上しています。
ディーゼルエンジン搭載車には、実路走行時の排出ガス規制(RDE)への対応が追加され、環境性能の向上が図られました。
内装面では、これまでのオプティトロンメーターに代わり、TFTカラーディスプレイを内蔵したインフォメーションメーターが採用され、視認性が向上されました。とくに、GR-S、ZX、VXグレードには12.3インチの大型ディスプレイが、AXおよびGXグレードには7インチのディスプレイがそれぞれ搭載されます。
また、全グレードに標準装備されるディスプレイオーディオはコネクティッドナビに対応し、12.3インチの大画面ディスプレイがGXを除くグレードでメーカーオプションとして設定されています。
セキュリティ機能も大きく進化しています。「My TOYOTA+」アプリによる「マイカー始動ロック機能」が新たに追加され、車両の始動を遠隔でロック可能となりました。とくに使用しない時間帯における防犯性能が向上しています(※本機能の利用にはT-CONNECT契約が必要です)。
さらに、スマートキー測距システムの導入により、キーを持った人が車両に近づくと自動でロックが解除され、離れると施錠される機能が加わりました。加えて、全グレードに指紋認証スタートスイッチが標準装備されることで、セキュリティはさらに強化されています。
なお、現在ランドクルーザー300の新規受注は停止されており、再開時期については公式な発表が行われていません。
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