新車「204万円」で7人乗り! イチバン安い「国産3列ミニバン」に注目! ダントツ安いけど両側スライド装備で「割り切れば」十分!? 超手頃なトヨタ「シエンタX」の魅力とは

ファミリーユース以外でも人気のミニバン。3列シートを有するモデルともなると、新車で300万円オーバーは当たり前の時代となりました。そこで今回注目するクルマがトヨタのミニバン「シエンタ」です。

とっても魅力な「204万円」

 ファミリーユース以外でも荷物が積めることや、広い室内が人気のミニバン。3列シートを有するモデルともなると、新車で300万円オーバーはもはや当たり前の時代となりました。
 
 そんななか、たった200万円程度で購入できるトヨタの7人乗りミニバン「シエンタ」の「X」グレードは、実にお買い得なモデルといえるでしょう。

国産でイチバン安い3列シートミニバン「シエンタ X」
国産でイチバン安い3列シートミニバン「シエンタ X」

 スペイン語で「7」を意味する“siete”と、英語で「楽しませる」を意味する“entertain”が組み合わさってネーミングされたシエンタ。

 小型車の5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディサイズに7名乗車できるミニバンとして、2003年に登場したシエンタは、おしゃれなデザインと実用性で多くの注目を集めました。

 日本で発売された後、香港やマカオ、インドネシアやマレーシアなど、さまざまな国でも発売されています。

 現在販売されているモデルは3代目にあたり、2022年に行われたフルモデルチェンジにより誕生しています。

 シエンタのボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm(E-Fourは1715mm)。変わらず5ナンバーの扱いやすさを維持しています。

 乗車定員は5人乗りと7人乗りから選択でき、グレードはXのほか、中級の「G」、最上級の「Z」を用意しています。

 外観は、四角と丸を組み合わせたスクワークルデザイン。「シカクマル」をコンセプトにしたボディはコンパクトで愛らしい雰囲気です。

 内観についても、外観と同じく四角や丸を使用したデザインが特徴的。3つのインテリアカラーが設定され、シンプルながらも機能性を重視した造りとなっています。

 運転席周りにはドアポケットやカップホルダーなどが配置され、2列目シートの足元は買い物かごが置けるほどのスペースがあります。

 すべての窓ガラスは、赤外線や紫外線をカットするUVカットやIRカット機能付きです。

 ボディカラーは、「ベージュ」や「アーバンカーキ」「グレイッシュブルー」など、近年のトレンドを意識したアースカラーも展開する計7色。

 上級モデルには、おしゃれなツートンカラーの「ダークグレー×スカーレットメタリック」「ダークグレー×グレイッシュブルー」も用意されています。

 パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類で、ガソリン車には1.5リッター3気筒のダイナミックフォースエンジンを搭載。WLTCモードの燃費は18.4km/Lを記録しました。

 ハイブリッド車はダイナミックフォースエンジンとモーターの組み合わせにより、2WD車で28.8km/L、E-Fourでは25.3km/Lと、トップクラスの燃費を実現しています。

 また先進安全装備では、より幅広いシーンで安全運転をサポートしてくれる最新の「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備されています。リスクの先読みをして安全運転をサポートしてくれる「プロアクティブドライビングアシスト」なども採用されています。

 上級モデルでは、高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」のうち、パーキングサポートを行ってくれる「アドバンストパーク」を設定し、充実した内容です。

 今回取り上げる、X ガソリンモデルの価格(消費税込)は203万5200円。3列シート7人乗りミニバンとしては、かなりお値打ちな価格で、国産ミニバンとしては最安となっています。

 コスパの良いXグレードですが、もちろん上位グレードとの違いもあります。

 Xグレードの外観は、スチールホイールや2灯式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)のシンプルな設定。

 ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン、ブラック、ベージュ、アーバンカーキの4色のみとなり、2トーンは用意されません。内装色はブラック一択となります。

 また、天井サーキュレーターやハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付き)などの一部のメーカーオプションが選択できません。

 さらに、ディスプレイオーディオやドライブレコーダー、ETC車載機、運転席側のパワースライドドアも省略されています。

 ただし、オーディオやETCなどは後付けで取り付ければよく、中古で格安で調達したり、今乗っているクルマから持ってくるなどで節約でき、パワースライドドアドアは使う頻度の多い助手席側は電動なので、割り切れば問題ありません。

 このように、上位グレードに比べると基本装備やオプションの選択肢が限られるXグレードですが、3列シートミニバンの新車を204万円程度で購入できるコスパは大きな魅力です。

 特に装備にこだわりがない方や、新車の3列シートミニバンをできるかぎり安く購入したい方にとってはおすすめのモデルといえるでしょう。

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  1. 各メ-カ-様。たのむでフットパーキングブレ-キ止めてくれ!

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