三菱「新型パジェロ」まもなく発表!? 「ランクル」ライバルの「本格四駆」が復活? 期待高まる「伝説のSUV」“25年秋”にも公開か?
三菱の本格SUV「パジェロ」は2019年、惜しまれつつ国内の販売を終了しましたが、2025年中にも復活する可能性があります。新型パジェロはどのようなクルマになるのでしょうか。
三菱「パジェロが2026年に復活」か!?
2019年8月に惜しまれつつ日本国内での生産を終了した三菱自動車工業(以下、三菱)の本格クロスカントリーSUV「パジェロ」。しかし、その生産終了から5年以上が経過した現在でも、多くのファンが復活を待ち望んでいます。
近年、一部新聞紙上などに「2026年にパジェロが復活」との報道が流れたこともあり、SNSなどでは「待ちきれない」「ランクル一強を打破してほしい」といった期待の声が再び高まりを見せています。
![三菱を代表するブランド「パジェロ」は復活するのか!?[イメージCG:Enoch Gonzales]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/09/aikyatti24356-2.jpg?v=1726030709)
パジェロは、1982年に初代が登場。悪路走破性の高さと信頼性で人気を博し、特に1980年代から1990年代にかけてのRVブームを牽引する存在として、三菱のブランドイメージ向上に大きく貢献しました。
しかし市場の変化とともに国内での需要は減少し、2019年8月、4代目モデルをもって国内向けの生産を終了しました。
一方で海外、特にASEAN地域などでは「パジェロスポーツ」という名のSUVが現在も販売されています。
これは、かつて日本で「チャレンジャー」として販売されていたモデルの流れを汲むもので、ピックアップトラック「トライトン」(先代)と共通のラダーフレームを持つミドルサイズの3列シートSUVです。
現行型は2015年に登場し、三菱のデザインアイデンティティ「ダイナミックシールド」を採用した力強い外観と、高い悪路走破性を特徴としています。
パワートレインは主に2.4リッターのクリーンディーゼルターボエンジンが搭載されています。
パジェロ復活への期待をさらに高めているのが、2024年2月に日本市場で12年ぶりに販売が再開された新型トライトンの存在です。
タイで生産されるこの新型ピックアップトラックは、新開発の堅牢なラダーフレームや、パジェロ譲りの4WDシステム「スーパーセレクト4WD-II」などを搭載し、極めて高い走行性能を実現。
オンロードでの扱いやすさも向上しており、その完成度の高さが注目されています。
日本仕様は約500万円からと比較的高価ながら、発売当初から好調な受注を獲得しました。
この優れたベース車両の登場が、「このプラットフォームを使った本格SUV、すなわち次期パジェロが登場するのでは」といった期待を現実味のあるものにしています。
実際に、三菱が2023年3月に発表した中期経営計画「Challenge 2025」では、2025年度中に新型「PPV」(ピックアップ・パッセンジャー・ビークル)を市場投入する計画が示されています。
PPVはピックアップトラックベースのSUVを指し、最新版トライトンをベースとした次期「パジェロスポーツ」である可能性が高いと見られています。
三菱元気ね
日産を吸収合併するかも
ひさしを貸して母屋を取られるのはよくあること