日産「新型エクストレイル」まもなく登場!? 全面刷新”で「高効率エンジン」搭載へ? 超精悍顔に進化? 噂の新型「SUV」を大胆予想したCGをデザイナーが制作
次期型「エクストレイル」とみられる画像が、日産の今後の新商品投入計画と技術戦略発表に登場。これをもとに描かれたデザイン予想レンダリングがSNSで注目を集めています。どのような姿になるのでしょうか。
新型エクストレイルはこうなる?
2025年3月26日、日産自動車は日産およびインフィニティ両ブランドに関する今後の新商品投入計画と技術戦略を発表しました。
そのなかで、北米市場向けに「2026年度には4代目となる新型『ローグ』の生産を開始する」と明らかにされ、同モデルには高効率ガソリンエンジン仕様が設定されることも示されました。

現行エクストレイルは、海外では「ローグ」として2020年6月に北米市場で先行発売され、日本市場には2年遅れとなる2022年7月に導入されました。
そのため、日本では登場からまだ数年という印象があるものの、実際には初出から4年以上が経過しており、グローバルモデルとしてのモデルライフはすでに中盤を迎えつつあります。
2026年度に新型ローグ(エクストレイル)の生産開始が予告された背景には、こうしたタイミングがあると見られます。
発表時に公開されたイメージには、新型ローグと見られる車両の姿が控えめに描かれており、照明が当たっていない状態でフロント部分がぼんやりと浮かび上がっていました。
ヘッドライトのみが点灯していたため、その形状や配置からデザインの方向性を読み取ることができました。
この1枚の“示唆的な画像”をもとに、日産の次期エクストレイル(の姿を予想したレンダリングがSNS上に登場しました。
作成者は、元日産カーデザイナーという経歴を持つ、とっきー氏(トキデザ@DAMD.inc)です。
愛知県豊田市出身で、武蔵野美術大学卒業後、日産でのデザイン経験を経て、現在はDAMDでデザイナー兼PRを務めています。X(旧Twitter)を中心に自動車のレンダリングを多数作製しており、ファンの間では高い注目を集めています。
今回、とっきー氏は「明度調整して線を引いて、予想カースケッチを描いた」とコメントしながら、元画像を加工して浮かび上がったシルエットをベースに、段階的に描かれた計4枚の画像を公開。
投稿ではデザインの導出過程も丁寧に紹介されており、日産車への深い理解を感じさせる造形が反映されています。
完成された予想レンダリングでは、最新の日産デザインを象徴するフロントグリルと、左右のヘッドライトをつなぐアッパーグリルが特徴的です。
また、サイドには「ハイパーアドベンチャー」や「エラコンセプト」のデザインモチーフを応用したショルダープレスラインが走り、力強さと洗練を両立したSUVらしい力強い印象に仕上がっています。
レンダリング全体からは、既存のエクストレイルのイメージを引き継ぎながらも、新世代モデルらしい造形言語への進化が見て取れます。
これまでに確認されたスパイショットやコンセプトカーの意匠とも共通点があり、実際の新型にかなり近い可能性も否定できません。
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現行エクストレイルは、2022年に登場した日本向け3代目モデルです(海外では4代目)。e-POWERや電動4WD「e-4ORCE」の採用などにより大きく進化を遂げました。
ボディサイズは全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm。優れたユーティリティと先進安全装備により、ファミリーユースからアウトドアまで幅広いユーザーに支持されています。
次期型では、従来型からの正常進化に加え、日産が北米市場で掲げる“多様なパワートレインの展開”が示されています。
エクステリアデザインもまた、より都会的で洗練された印象へとシフトしていくと見られます。
2025年秋には「ジャパンモビリティショー2025」が開催されます。この場で次期エクストレイルの実車、もしくはコンセプトモデルがサプライズ登場する可能性も十分に考えられ、今後の続報に注目が集まります。
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