なぜ「免許センター」は「電車で行けない場所」が多いの!? SNSで共感多数「前泊が必要」の声も!? 実は「意外な理由」があった
クルマを運転するのに必須な運転免許の交付や更新、学科試験などを受けるためには、一般的に「運転免許試験場」「運転免許センター」といった施設に行く必要があります。しかし各都道府県に存在する運転免許試験場は、なぜかどこも立地条件の良くない場所にあり、交通機関のアクセスが不便な場合が多いです。一体なぜなのでしょうか。
免許試験場なぜ不便
クルマを運転するのに必須な運転免許の交付や更新、学科試験などを受けるためには、一般的に「運転免許試験場」「運転免許センター」といった施設に行く必要があります。
しかし各都道府県に存在する運転免許試験場は、なぜかどこも立地条件の良くない場所にあり、交通機関のアクセスが不便な場合が多いです。一体なぜなのでしょうか。

運転免許試験場や運転免許センターは、クルマやバイクの免許の取得にかかせない業務を請け負っている施設で、運転免許を取得した人であれば、必ず各都道府県の運転免許センターを訪れていることでしょう。
そのため定期的に訪れる場所といえますが、ほとんどの運転免許センターは、立地があまり良いとはいえず、電車やバスを乗り継ぐなどの交通手段をとる必要があるケースが多く見られます。
運転免許センターの立地については、SNSでも「下手すると前泊してないと受験できないような場所にあります」や「駐車場全面改修で駐車場が利用できない。しかも山上にあるという二重の苦しみである」といった声が見られ、不満に感じている人もいるようです。
最近でも「なぜ人は電車で行けない位置に運転免許センターを作ってしまうのか」という投稿が大きな話題を呼びました。元となった投稿には18万件を超える「いいね」が付いています。
多くの人が利用する機会のある運転免許センターが、なぜアクセスの不便な郊外に存在するのでしょうか。
関東圏の運転免許センターの担当者は、この理由について「運転免許センターでは、技能試験などをおこなう関係で土地が必要になるからです」といいます。
運転免許センターは、免許の新規交付から更新、また記録事項の変更、学科試験や各種講習、視力・聴力・色彩識別能力などの適応検査など、さまざまな業務を行うため、大きな建造物が必要となってきます。
さらにそれだけでなく、屋外に技能試験のための「路上コース」も必要となってくるのです。
> 運転免許試験場が広大な土地を確保する必要がある
「広大な」と言うほど広い土地はいらないと思うけどね。関東のメディアが大好きな表現「東京ドーム1個分」程度の土地じゃないのかな。